お正月だってもやし納豆です。
お雑煮に使った大根と人参の皮の千切りと、お正月らしくかまぼこを入れました。
せっかく豪華なもやし納豆だったのですが、まわりにもっと豪華なおせちが並んでいたので、今回のもやし納豆には、完全ノーコメントでした。
もやし納豆かまぼこ入り
もやし 1袋
納豆 1パック(付属のタレ・からしでよく混ぜる)
ポン酢 大さじ1くらい
かまぼこ 好きなくらい(紅しょうが入りを1本使用・太めの千切り)
大根やにんじんの皮 あるだけ(千切り)
自家製のポン酢で塩分が弱いためか、少し物足りなさもありました。
かまぼこで塩味が強くなるかと思ったのですが、そのまま食べておいしいかまぼこは、調味料ではないですね。
らっこ、もやし納豆にかまぼこを入れる
1.フライパンにもやし、千切りにした大根と人参の皮を入れ、ポン酢を振りかけふたをして、弱火で蒸し焼きにします。
2.蓋に付いた水滴が大きくなったらふたを開けてさっと混ぜ、刻んだかまぼこも加えて、再び蒸し焼きにします。
3.もやしが好みのかたさになったら火を止め、よくかき混ぜた納豆を加えて混ぜ合わせたら、小皿に取り分け出来上がりです。
野菜室から出したばかりのもやしは冷たいせいか、弱火だと蒸し続けても焦げずに出来上がります。
一回も混ぜることなく蒸し焼いたこともあったのですが、残念。
その時は時間を計っていませんでした。
基本的には、かき混ぜなくても大丈夫よってことです。
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お雑煮に使った大根と人参の皮を千切りにして、もやしと一緒にフライパンに入れます。
ポン酢を振りかけ、ふたをして弱火で蒸し焼きにします。
かまぼこを切ります。
今回使わせてもらったかまぼこは、宮城県石巻の白鎌(しらかま)のかまぼこで、紅しょうが入りの小さいのを1本。
こぎ母の御友人が贈ってくださったものです。
こぎ母が60年以上前、学生時代に禁止されていた買い食いを、友だちたちとこっそりしていたらしい(時効ですね)、思い出のあるお店だそうです。
もやしよりも少し太いくらいの千切りにして、もやしのフライパンに加えます。
せっかく、華やかに~と思って、赤く染まった紅しょうが入りを使ったつもりが、にんじんの皮の赤の方が目立つような気がします。
まあいいか。
大根の皮に至っては、完全にもやしと同化しているではありませんか。
食べると味が全然違うので、大根の存在感はありましたけどね。
ふたをして、もやしが透き通るまで引き続き蒸し焼きに。
その間に、納豆を50回かき混ぜて、からしとタレを加えてもう50回かき混ぜて、やっぱりもっとかき混ぜて、粘りをたくさん作っておきます。
もやしが透き通って、このくらいかな?いいかな?と思ったところで火を止めます。
ある程度蒸し焼きにして、後はふたを取ってかき混ぜながら、好みの固さに仕上げたらいいと思います。
今回は、もやしの水分はほとんど出ることなく、水っぽくなりませんでした。
やったね。
予熱でも火が通っていると思いますが、弱火でじわじわ調理すると、食感は残っているように感じます。
シャキシャキのもやし納豆もいいですが、しんなりもやしとからんだ納豆もおいしいので、どっちでもいいんです。(らっこ飯)
火を止めたもやしのフライパンに、納豆投入。
もやしの塩加減は、納豆を加える前に味見をしてみるといいかと。
塩やしょう油で味を調えます。
今回何も加えなかったので、少し薄味でした。
ぐるぐるぐるっとかき混ぜて、全体がヌルヌルして菜箸が滑るようになったら器に取り分けます。
ひとりで食べるのなら大皿でいいでしょうけど、何しろ滑って取りにくいので、食べる人数分、小皿に分けるといいです。
かまぼこを、もう一本くらい贅沢に使ってもよかったかな?と思いつつ、贅沢なもやし納豆の完成です。
「いただきます」
お正月のもやし納豆の余談
この日テーブルに並んだのは、こぎ義妹さんのお母さまが作ってくださったというおせち料理に、買って来たカニといくらとホタテ。
お正月です。
せっかくかまぼこが入って豪華なもやし納豆も、霞む霞む。
好きなのでいいですけど。
頂いたおせち料理のおかげで、本当にお正月らしい食卓になりました。
黒豆を煮ただけで、お正月の準備ができた気でいましたから、ああもう、なんてありがたいのでしょう。
実は、さつまいもも栗の甘露煮もスーパーで買って来て置いておいたのですが、置いたまま新年を迎えておりました。
別々に食べようかな。
そのうち……(遠い目)
もやし納豆への、更なる進化を自分自身に期待する、そんなお正月のもやし納豆でした。
そうそう。
タッパーに入っているおせちは、「いただいたんですよ?らっこが作ったんじゃありませんよ?」
何度言ってもこぎ母は、らっこが作ったと思い込んでしまっているようでした。
「こんな珍しいものを食べさせてもらって、らっこさんのおかげで」
「そうですねえ。私が作ったんじゃないんですけどね?」
もう、そういうことにしておこうかと思ってしまいますが、一応、毎回訂正し続けました。
ふう。
だってらっこには、こんな風には作れませんから。
ふう。
おいしかったぁ……
おせちが。
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。