ざく切りにしたえのきをチーズと焼いて食べたら、えのきを噛み千切るのが大変でした。
教訓を生かして、えのきをみじん切りにして焼きました。
弱火だと時間がかかりすぎるので、中火で一気に焼いてみました。
えのきが焦げました。
ピザ用のチーズをカリッと焼きあげたかったのですが、チーズが少ししか残っていなかったので、カリッとも何ともならず。
焦げました。
「大人の味だね。(焦げて苦い)これはこれでおいしい」
と言ってくれたツレの懐の深さに感謝です。
みじん切りえのきのチーズ焼き
えのき 1株(みじん切りにして根元もほぐす)
片栗粉 小さじ2くらい
塩 ひとつまみ(あ、入れ忘れた)
ピザ用チーズ あるくらい
塩を加えるのを忘れていました。
チーズがたっぷりあれば、チーズだけでも味は足りるかもしれませんが、チーズが少なかったのでおしょうゆを垂らしていただきました。
らっこ、みじん切りにしたえのきをチーズと一緒に焼く
1.フライパンで、みじん切りにしたえのきと片栗粉を混ぜ合わせたものにピザ用チーズをのせて、中火で両面焼きます。
2.自分がいいと思ったタイミングで火を止め、お皿によそって完成です。
作り方も出来上がりもぐちゃぐちゃでなんだか、もう、失敗のお手本でしかありません。
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フライパンに、サラダ油(分量外)を薄く伸ばしました。
フライパンの焦げ付きにくさを信頼して、油無しで焼きたいところですが、油をひこうと思う気分になったので、ひいてみました。(気分屋)
結局のところ、えのきを焦がしてしまっているので、油の意味があったかどうかは不明です。
えのきを刻みます。
頭の方から刻んでいけば、自動的にみじん切りです。
1センチくらいの幅で切りました。
切ったそばからフライパンに入れて、
おっと、つなぎの片栗粉をまぶしていないや
と気がつくのですが、油をひいたフライパンに一度入れたものを取り出してボールに入れ直して混ぜる気にならなかったため、刻みを続行します。
おがくずと菌床部分をそぎ落とし、ギリギリ食べられるところまで刻みます。
小さな切り株が何個もできました。
残ってしまっていたおがくずを取り除きながら、ほぐします。
だんだん粗くなるみじん切りです。
ほぐしている時だけ、めんどくさい気分になるのを何とかしたいらっこです。
フライパンに入れましょう。
フライパンで片栗粉と混ぜます。
塩を振るのを忘れていました。
既に失敗へのフラグが何本も立っていたようです。
ヘラで、えのきの形を丸く整えて、上から押さえつけるようにして平らにならします。
この上にかけようとしていたピザ用チーズを冷凍庫から出したところ、
あるけどないじゃん。
おいおい。
前回使った時に、残りの量を確認していなかったようです。
振りかけようと思っていたイメージの、半分くらいしかありませんでした。
くじけることなく火をつけて焼いていきます。
中火で焼くと、2分程度で表面のチーズが溶けてきて、えのきのいい香りが漂いました。
チーズがだいたい溶けたところで、ひっくり返そうかと。
フライパンについた面を、ヘラではがそうとして、
あ。
あぁあぁ。
みじん切りにしたえのきを、しっかりとした形で繋ぎとめるには、つなぎの片栗粉が足りなかったと考えたらいいのでしょうか。
たっぷりのチーズを先にフライパンにしいて、その上にみじん切りのえのきを振りかけて焼いた時のことが思い出されました。
だからチーズが下だったのかと、納得。
自分を信じて、ヘラをフライパンの柄に持ち替え、えいやっとね。
フライパンを振ってひっくり返しました。
はい。
えのきがこげてますね。
形も崩れましたね。
形はもう、チーズがフライパンにくっついて溶け始めているので、直しきれません。
ばらけてしまった部分は、らっこが味見でいただきました。
はい。
味がしません。
焦げていて苦くて、塩っ気がなくて、えのきの味がしますが、チーズも絡んでいなくてなんとも言えません。
塩を入れ忘れた結果です。
しばらくすると、表面に溶け出たチーズが沸騰してぐつぐついうようになりました。
チーズがカリッと焼けなくても、今このタイミングが一番おいしい時なんじゃないか?
そんな気配を感じつつ、食事を食べてくれる方たちの準備がまだ整っていなかったので、火を弱めて、そのままフライパンで保温することにしました。
しばらくすると、チーズのぐつぐつもおさまってきました。
試しにもう一度ひっくり返して、チーズの焼き加減を確認することに。
フライパンをヨイショっと振って、ひっくり返します。
チーズはきつね色に焼けているようでしたが、これは一体何なんだろうと疑問しか浮かばないこの見た目。
なんだよこの物体は。
えのきとチーズだよ。
えのきがこれ以上焦げてもいけないと考え付いて、もう一度ひっくり返します。
形とか見た目とか、いろいろ崩壊しています。
せめて食べやすいように、4つにわけることにしました。
菜箸で。
色々無理があることを感じながらも、切り分けました。
菜箸に溶けたチーズが絡んでしまいます。
当たり前だろうに。
等分に分けるという発想が、らっこにはないんでしょうか。
4人で食べるので、4つに分けました。
気持ちがどんどん投げやりになっていきます。
お皿によそいました。
もう、ナニコレ?
チーズが見えるようによそい直してみても、
だから、ナニコレ?
えのきとチーズだってば。
「いただきます」
===
「これは何?」
こぎ母がきいてくださいます。
ほんと、らっこもナニコレ?ですよ。
「えのきチーズです」
なるほどと納得しつつ、若干あやしいものを食べるように慎重に口に運ぶこぎ母でした。
「おいしいじゃない」
意外そうに言ってくださいました。
なんて優しいんだ。
塩を加えていなかったので、おしょう油をかけて食べてもらいました。
「大人の味だね」
ツレが言ってくれました。
えのきの表面がこんがり焦げていることは分かっていましたが、思っていた以上に焼きすぎだったようでした。
あの焦げ色で、ここまで苦いか?と疑いたくなるくらい、苦かったです。
大人の味でした。
ほろ苦い失敗です。
今度はどんな風に、えのきとチーズを焼いてみようかしら。
なかなか懲りないらっこです。
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。