ヨーグルトと味噌で漬け物を作るレシピ。
気になっていました。
ダイエットというキーワードにも繋がっているようで、「痩せる」よりもむしろ、栄養を取って体重を増やしたいこぎ母(要介護2)がいるこーぎー家では、作らないほうがいいのかな?なんて考えたりもしたのですが、そんなこと気にせず作ってみることにしました。
ヨーグルトと味噌の漬け床
ヨーグルト 大さじ1
味噌 大さじ1
1対1の割合で混ぜた漬け床に、きゅうりを入れて漬けてみます。
ヨーグルトと味噌の漬物・きゅうり編
1.ビニール袋に漬け床を作り、板ずりして水気を拭きとったきゅうり(2本)を漬けこみます。
2.1日後、漬け床を洗い落として、食べやすい大きさに切って完成です。
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きゅうりを板ずりして、水気を拭きとっておきます。
ビニール袋に、ヨーグルトと味噌を大さじ1ずつ入れて混ぜ合わせます。
ヨーグルトは、砂糖が入っていないプレーンヨーグルト。
味噌は、こうじ味噌を使いました。
菜箸で混ぜながら、これは混ざりにくいやつ(味噌が特にね)だと気がつき、袋の口を縛って手でもみ揉みすることに。
菜箸で混ぜるよりは、スムーズに混ぜられたかと思います。
漬け床のビニールに、水気を拭いたきゅうりを2本入れてみて、
これ、刻んでから混ぜるサイズだったかも?
と思ったとか思わなかったとか。
この状態から取り出して刻む気にはならないので、
ビニール袋越しに、全体に馴染ませるようにしました。
必要最低限の分量といったところでしょうか。
冷蔵庫に入れて、1日漬けます。
漬け床は、きゅうりの水分でさらさらになっているようです。
1本取り出して、軽く水で流して刻みます。
漬かってはいますが、しなしなに折れるほどは漬かっておらず、浅漬けとそんなに変わらない気がしました。
漬け床は、洗わずにそのまま食べる食べ方もあるようだったので、試しに洗わないままでももう1本。
見た目は、洗ってきれいにする方がらっこは好きです。
お皿によそって完成です。
「いただきます」
梅酢を使った浅漬けにすることが多いらっこですが、らっこの好みは、梅酢漬けかな。(おい)
ヨーグルトっぽさは自分でもわかりませんが、味噌の香りがほんのりするかな?というくらい。
梅酢の浅漬けよりも、『漬物らしい』といいますか、1日漬けただけでしたけど、より、漬物っぽく感じられる味といいますか。
しょっぱ過ぎないし、酸っぱいこともない。
こういうのを、「ほどほどによく漬かったみたい」と言ってもいいのかな?と思いました。
ツレは、
「おいしいじゃん。俺は、梅酢漬けよりもこっちの方が好きかな」
と言ってくれました。
こぎ父もこぎ母も、
「ヨーグルトで漬けたの?へえ~?」
珍しがりながら、おいしいと食べていただけました。
あれ?
梅酢の浅漬けが好きなのって、らっこだけだったっけ?と少し不安になりました。
きゅうりはおいしく漬かったようです。
残った漬け床で、にんじんを漬けてみました。
ヨーグルトと味噌の漬物・漬け床2回目・にんじん編
きゅうりを漬けたビニール袋に、漬け床が残っているのがもったいなくて、にんじんも漬けてみました。
分厚く刻んで入れてだけだったので、ただのサラダができました。
漬物にならず。(失敗)
1.ヨーグルトと味噌の漬け床に、食べやすい大きさに刻んだにんじんを加えてよく揉み、味をしみ込ませる。
二日漬けましたが、味は染みていませんでした。(おいおい)
2.漬け床が付いたまま、お皿によそい、サラダだと思って食べます。
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きゅうりよりも、にんじんの方が漬かりにくいことは分かっていたつもりなのですが、分かっていませんでした。
とりあえず、タテ半分に切ったにんじんを、厚めの斜め切りにして漬け床に加えました。
(失敗の素・厚切りすぎたかな?)
よく揉み込めば、漬かるんじゃないかと期待してモミモミ。
漬け床の塩分が薄すぎたのか、漬け時間が足りなかったのか、漬かりませんでした。
せめて、塩もみして水分を多少抜いてから漬ければよかったかもしれません。
二日後。
漬け込んだ当初と、ほとんど同じかたさのにんじんです。
かたいと思った時点で、漬け込む日数を増やせばよかったんだと、なぜか書いている今気がつきました。
食べようと思った時に、食べるのがらっこ流です。
今度は刻んでから漬けこんだので、洗うことなくおさらにボン。
「いただきます」
カリカリカリ……
かたいです。
生のにんじんに、ヨーグルトと味噌のドレッシングをかけただけのにんじんでした。
幸いなことに、甘みのあるおいしいにんじんだったようで、
「これは何?おいしいにんじんだねえ」
と、こぎ母もこぎ父も、カリカリポリポリ食べてくださいました。
どうしようもなく、申し訳なさしかありませんでした。
ごめんなさいです。
ヨーグルト味噌漬けの余談
漬けた後の残りの漬け床、作っている方々は、どう処理されているのでしょうか。
らっこは、にんじんを付けた後の汁になった漬け床を処分しながら、
「ヨーグルトもお味噌も、漬物に使わなければ全部食べられるものなのに、これじゃあ食べられないや。
もったいない。
もう、作るのやめようかな……」
なんてことを考えていたのですが、サラダにんじんを食べながら気がついたのです。
「あの漬け床、ドレッシングになったんじゃないの?」
グダグダ考えながら捨ててしまった、自分を恥じました。
また、作ってみるのもいいんじゃないかしら。
きゅうりを食べてくれたツレが、
「ぬか漬けみたいだね。ぬか漬けの方が楽なんじゃないの?毎回味噌とヨーグルトとで作っていたら、大変じゃない?」
と、ぬか漬けを作ったことのないらっこに助言をくださいました。
ツレの記憶だと、こぎ母も、ぬか床を昔やっていたこともあったとのです。
ぬか漬けがお嫌いではないようですね。
らっこがこーぎー家に来た時には、もう作っていなかったようなので、いつごろ漬けていたのかは不明です。
らっこの母親が漬けてくれていたことも記憶にありますが、祖母が嫌いだったって言ったかしら?(記憶が曖昧)
いつもいつも作っていたわけではなかった気がします。
たまに、においのきつい漬物が食卓に出ることがあり、
「あれがぬか漬けだったの?」
なんて、母親にきいたことがあったような無かったような。
まさからっこが、ぬか漬けを作り日が来るなんて?
いやいや?
まだ、やってみようと思ったわけではないですよ?
ぬか漬けかあ……(ちょっぴり遠い目)
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。