枝豆ごはんに初挑戦。
塩とお酒と昆布で炊いたご飯に、解凍して薄皮をむいた枝豆を混ぜ込みました。
ほんのり塩気のきいたご飯。
塩味付きの枝豆が口の中で混ざり合うだけで、こんなにおいしくていいのかしらと疑うほど。
漂うもわもわとしたニオイは、加えた料理酒のにおいかと思っていたら、こぎ父とこぎ母曰く、
「薄皮をむいてくれているから、お豆の香りが漂っていいねえ~」
「枝豆の香りだね。おいしいね~」
とのこと。
薄皮をむくのが手間ではありますが、おいしく炊けたので手間とか全部吹っ飛びました。
枝豆ごはん
お米 3合(普通に研いで浸水させておく)
塩 小さじ1弱
料理酒 大さじ1
昆布 6㎝角くらい1枚
冷凍枝豆(さや付き)400g(解凍してさやから取りだし、薄皮をむく)
4人で3合炊くと、当然残ります。
おいしく炊けたご飯が残ると、
「もう1回食べられるっ」って、嬉しくなるらっこです。
らっこ、枝豆ごはんを作る
1.お米3合を、いつも通り研いで30分以上浸水させておきます。
2.炊飯器の目盛り少な目に水を注ぎ、塩と料理酒を加えて混ぜたら、お米の上に昆布を置いて普通に炊きます。
3.ご飯を炊いている間に、枝豆をさやから外して薄皮もむいておき、炊きあがったご飯に加えてよく混ぜ、お茶碗によそったら完成です。
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お米研ぎはこぎ母の担当。
こぎ母には、枝豆ごはんを作ることは告げず、普通に研いでもらい、水も入れてもらい、炊飯器のスイッチも入れてもらいました。
スイッチの作業は、ツレに教わりながら。
失礼ならっこは、ツレとこぎ母が台所を後にしてひとりになった瞬間、炊飯器のスイッチを切り(炊飯始めて1分以内)、水を減らして塩(小さじ1弱)と料理酒(大さじ1)を加えてよく混ぜ、表面を軽く拭いただし用の昆布を加えて、もう一度スイッチオン。
こぎ母には、いつも通りの同じこと、できることをやってもらうようにして、その後のアレンジはらっこが勝手にやるようなことが多いです。
いつもと違う作業の説明をして、理解・納得してもらう時間や労力を省略しています。
こぎ母にとって、この省略がいいのか悪いのかはわかりませんが、らっこにとっては大切です。
枝豆の準備です。
いつも買っている、スーパーの塩味付き冷凍えだまめ。400g入り。
昨年の夏、生の枝豆が店頭に並んでいる時期も、結局こちらの枝豆にお世話になったらっこでした。
1袋全部は多そうだなあと思いながらも、全部使いました。
多過ぎることはなかったと思いますが、ちょっと贅沢すぎた気もしました。
解凍したら、さやから取り出します。
この作業まではそれほど手間ではありませんが、薄皮もむきます。
薄皮をつまむようにプチプチとむいて、むいて、むいて、計量カップで230mlくらいになりました。
薄皮をむきながら、
「この作業って必須?普通に薄皮ごと食べればいいんじゃね?」
少し疲れてしまい、乱暴な思考のらっこが出現しました。
繰り返しの単純作業。
こぎ母にお願いしたほうがよかったかしら?とも考えましたが、できれば実を潰すことなく薄皮だけをむきたかったので、どうだったんでしょうか。
今度いつか、こぎ母に薄皮むき、やってもらってみてもいいかもしれません。
むいた薄皮は、こんな感じでした。
マスカットの皮にも見えなくもないかと。
薄皮をむくのに手間取ってしまい、ごはんは炊きあがっていました。
裸のお豆を持って炊飯器を開けてみると、
おお~。
昆布のだしの効果なのでしょうか。
ほんのりと薄黄色に炊きあがったご飯。
一口食べてみると、塩加減と昆布?の香りでしょうか。
おいしく炊けています。
昆布を取り除き、裸の枝豆を投入です。
たっぷり~。
上下を返すように混ぜ合わせます。
さあさあ、お茶碗によそいましょう。
「いただきます」
枝豆ごはんの余談
枝豆に限らず、大豆も小豆も黒豆も落花生も好きでよく食べますが、枝豆ごはんを自分で作ってこんなにおいしく食べられるとは思っていませんでした。
「お腹いっぱいだけど、おいしいからもうちょっと食べたい」
そんなジレンマに負けて、久しぶりにおかわりをたくさんしました。
お米はいつも、3合炊いて、残りを冷蔵(2食分)と冷凍(2~3食分)しているのですが、ツレとらっこがおかわりをたくさんした結果、冷蔵する2食分をよそい分けたら、冷凍できたのは小さなおにぎり1個分でした。
炊飯器で混ぜた時に、枝豆が底の方にたまってしまっていたようで、枝豆だらけの冷凍おにぎりになりました。
おにぎりをひっくり返すとこの通り。
豆だらけ。
ラップに包んでにぎにぎしながら、笑ってしまいました。
お茶碗によそう時に、もっとたくさん、よそえばよかったなって。
ちなみに、むいた薄皮も一緒に食べました。
塩味がきいているおかげか、おいしくはないけど、食べられないものではないし、「お酒のおつまみにいいんじゃないか?」とツレは言ってくれました。
「今度作る時は、薄皮ついたままでも大丈夫だよ。もともと食べられないものじゃないんだし」
とツレは言ってくれましたが、ごはんと一緒に口に入れた時に、薄皮がないからお米との一体感が生まれるんじゃなかろうかと、らっこは感じたところです。
枝豆の香りがする。
こぎ父とこぎ母が言ってくださったので、薄皮むいて食べるのも、時には贅沢でいいんじゃないかと思いました。
今度作る時は、その時の気分でしょうねえ。
むこうかな?
むかずに混ぜ込もうかな?
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。