青梅をおいしい酢(日本自然発酵)に漬けておくと、おいしい酢漬けの梅とおいしい梅酢が出来上がります。
このおいしい梅酢がヨーグルトと相性抜群でして、毎日ヨーグルトにかけておいしく食べていたのですが、いよいよ前年に漬けた梅も酢も食べきってしまいました。
しばらく、おいしい梅酢無しで食べていたヨーグルトがいまいちで物足りない(辛口)。
あの、おいしい梅酢の酸味梅味旨味が恋しくてなりません。
ヨーグルトがなんとも物足りなくて寂しいので、おいしい梅酢が出来上がるまでのつなぎに、ドライフルーツを酢漬けにしてみることにしました。
ドライフルーツの酢漬け
ドライフルーツ(お好みのもの)適量
酢 ドライフルーツがかぶるくらい容器にいっぱい
氷砂糖 お好みで数粒
正直なところ、おいしい梅酢の方が断然おいしいのですが(ドライフルーツだけに辛口)、ドライフルーツなら1年中手に入りますし、酢もスーパーで買える穀物酢で手軽に作れます。
味も、甘みもあって酸味もあってヨーグルトのいいアクセントになってくれるのでおいしいです。
漬けた翌日から食べていますが、1週間たったくらいが食べごろのように感じています。
酢の酸味が落ち着いて甘くなり、ドライフルーツも程よい酸っぱさになるような。
まあ、1回仕込むとだいたい1週間で食べきるくらいの量とペースなので、毎回おいしくなった頃に食べ終わるという流れなんですけどね(笑)
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らっこ、ドライフルーツを酢に漬ける
1.清潔な容器にドライフルーツと、酢、お好みで氷砂糖を加えて1晩置きます。
ヨーグルトにトッピングしていただきます。
糖漬けのドライフルーツと穀物酢、氷砂糖の割合は、何度か作りながらお気に入りの割合を見つけましょう!(なげやりだ…!)
せっかくなので、らっこがここにたどり着くまでの道のりをどうぞ。
らっこ、ドライフルース(酢)を作る
株式会社日本自然発酵から届いた『おいしい通信5月号』(2020年)に、5月のおすすめレシピとして、ドライフルーツサワーが紹介されていました。
食べやすい大きさにカットしたドライフルーツを、おいしい酢に漬け込んで冷蔵庫で2日。
1日1回振り混ぜて、水や炭酸水で割って飲んだり、無糖ヨーグルトにかけていただくというおいしそうなもの。
青梅とおいしい酢がとってもおいしい。
きっと、おいしい酢とドライフルーツもおいしいに違いない。
日本自然発酵のおいしい酢と、スーパーでいつも買っているドライフルーツミックスです。
ドライフルーツは、糖漬けのクランベリー、パパイヤ、パイン、マンゴーとレーズンの5種類が入っていて、小さくカットされているのでヨーグルトに入れて食べるのにいい塩梅です。
最初に作ったのは、ほんの少し、大さじ2杯のドライフルーツからでした。
「もっとたくさん作ったら?」
ツレに言われましたが、「もしもおいしくできなかったら、食べられないかもしれないから」と言って、お試しサイズです。
おいしい酢をかぶるくらい加えて冷蔵庫で寝かせます。
1日目。
それほど時間がたっていないのに、ふっくらふやけています。
クランベリーとレーズンに油が使われているようで、酢の表面に油が浮いてきています。
2日目
おいしい酢がほんのりとピンク色に色づいてきました。
なんかもうおいしそうですが、ちょっとこらえてもう1晩。
3日目
レーズンやクランベリーがまん丸く戻ったので、いただいてみます。
ヨーグルトはいつも、ツレがよそってくれています。
可愛らしい器で食べるのはこぎ父とこぎ母。
らっこは空になったお茶碗で。
ツレは、お茶碗画かヨーグルトの容器そのままで。
ピンク色に染まった酢がきれいです。
ドライフルーツもすっかり戻っています。
「いただきます」
甘い!
ドライフルーツも甘いのですが、おいしい酢も甘い!
甘いものは好きならっこですが、頭の中で甘すぎ警報が発令されました。
ヨーグルトとうまいこと混ぜてすべて流し込みましたが、これはちょっと採用できません。
ツレは、「甘くておいしいんじゃない?甘いけど」と、わりと好印象だったようですが、甘く加工されたドライフルーツに甘いおいしい酢は、らっこにはNGのようです。
おいしいんですよ?
マンゴーやパパイヤが生のフルーツのようでおいしいんですよ?
酸味と甘みでいい刺激がヨーグルトに加わって、おいしくないわけがない。
ですがどうしても、らっこには甘すぎたというだけです。
酢とドライフルーツの割合もあるのでしょう。
加糖されていないドライフルーツだといいのかもしれませんが、おいしい酢に漬けるためだけにほかの商品を探す気力もわかず。
おいしい酢が甘すぎたなら、甘くない酢に漬ければいいじゃん。
で、
おいしい酢はスーパーでは買えませんが、ミツカンの穀物酢だったらスーパーで買えますね。
甘くない、普通の酢です。
やっぱり最初は少量で漬けてみます。
冷蔵庫に入れて寝かせます。
この時はお酢も少なめでした。
もっとたくさん入れていいと思います。
ドライなフルーツがが酢を含んでウェットになりますので、酢は多めでいいと思います。
おいしい酢の時ほどは待たずに、2日で試食しました。
ふふふ。お酢が足りない感じです。
フルーツは2日でも十分戻っているようです。
早速ヨーグルトにトッピングしてもらい、この日はシナモンもかけてみています。
「いただきます」
すっぱい!
先に食べたツレが、「ああっ、酸っぱい」と、悲鳴のような感想を教えてくれていましたが、そのとおり、酢が酢のままでとても酸っぱかったです。
あちゃちゃのちゃ……
仕方が無いので誤魔化すようにはちみつを加えてみましたが、ううむ……
おいしくないわけじゃないけど、なんか期待したイメージとは違いました。
甘すぎたり酸っぱすぎたり、難しいなと思いましたが、1日では食べきっていないので、次の日も酸っぱいことを覚悟して食べました。
あらら?
お酢の酸味が和らいで、甘く食べやすくなっていました。
ドライフルーツから糖分が酢にやっと溶け出し始めたといったところだったのでしょうか。
時間という調味料を軽率にしてしまった結果のようです。
早く食べて損した気分でしたがまあ、普通の穀物酢でもおいしく漬けられることがわかりました。
次の日は、もう少し食べやすくならないかと、スキムミルクを加えてみたり、きな粉を加えてみたりしまして、スキムミルクは加えると甘さが増すのでよしとして、きな粉は好きなひと(らっこ)には多めでよくて、粉っぽさが気になるひと(その他3名)には少な目がよさそうと判断。
少なめに作ったドライフルース(酢)を食べきったら、量を増やして、氷砂糖も加えて作りましたとさ。
ドライフルーツも酢も増量して、氷砂糖はおまけで6粒。
酢が甘くなるまで時間がかかるなら、人工的に甘くしてしまいましょう作戦。
ドライフルーツと酢の割合は、同じ容器を使い続けるようにして、なんとなくの割合で判断。
ざっくりでもなんでも、それなりに出来上がりますので大丈夫ですよ。(きっと。なげやり)
氷砂糖は翌日には溶けてしまったので、1晩しか寝かせていないものの、さっそく味見です。
「え?もう食べるんですか?」
と尋ねたらっこに、ツレは、
「氷砂糖が解けているから、もういいんじゃない?」
とのこと。
きな粉好きのらっこに、スキムミルクとたっぷりのきな粉追加で、
「いただきます」
ふふふ。
1日しか漬けていないドライフルーツも酢も、ほどほどの甘さと酸味で食べやすくなっていました。
氷砂糖の甘さおそるべし。
氷砂糖を加えて漬ければ、1日で食べられるようです。
甘すぎることなく、酸味も抜けることなく、この作り方を採用しました。
ヨーグルトのトッピングとしては、ドライフルーツもそうですが、漬けた酢をおいしく感じるせいだからでしょうか、2~3日すると、ドライフルーツより先に酢が足りなくなる印象を受けました。
これはきっと好みなのでしょう。
漬けた酢をヨーグルトにかける気がしないわという方でしたら、酢は少な目に漬けて全部吸わせるように作ってもいいのかもしれません。
らっこは酢が多めがいいです。
レーズンかクランベーリーの色なのか、ピンク?赤く?染まった酢もきれいで好きです。
まったくドライじゃないフルーツたち。
最初から、そのままヨーグルトにドライフルーツを漬けて1晩寝かせて食べるのもおいしいですが、おいしい梅酢にはまってしまった当方、酸味が欲しくて、このような酢漬けを作るに至っております。
ヨーグルトに漬けた時よりも、酢に漬けた時はフルーツの「生」っぽさを強く感じる気がします。
せっかく乾燥させたフルーツを、しっかりと戻して堪能しているイメージです。
ヨーグルトに直接漬けて戻したドライフルーツは、そこまで戻ったような印象を持っていなかったので、戻り方にも違いがあるのかもしれません。
はっきりと食べ比べをしたわけではないので、単純に漬けた時間の違いかもしれませんね。
ヨーグルト自体にドライフルーツの甘味が移って、プレーン味がおいしくなるように感じていました。
季節や体調が変われば、酸っぱいものを食べたくなくなる時もありますね。
酸っぱいものが食べたい今は、しばらくドライフルース(酢)を楽しもうと思います。
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。