なめこラーメン。
なめこもラーメンも好きなので、いつか食べたいと思いつつ食べたことも作ったこともなかったなめこラーメン。
この前スーパーで、少し欲張ってなめこを2袋買ってもらっていたのがあったので、2袋とも使っちゃえっ!と思いつき、ラーメンの上になめこをトッピングしました。
たまたま、なめこもラーメンも信州産だったので、勝手に信州なめこラーメンとと命名しました。
なめこラーメン
ラーメン 4人前(作り方に従って作る)
なめこ 2袋
ゆで卵やネギなど お好みで
ラーメンを茹でて火を通したなめこをのっけるだけです。
らっこはなめこのほかに、ゆで卵をのせたのですが、こぎ母から、
「こういう時は、ねぎなんか刻んで細かくしてかけるといいよね」
なんてダメ出しをいただきました。
長ねぎはここしばらく、値段が高いので買っておりません。
こねぎを刻んでお蕎麦やスープにかけようとすると、
「ねぎはむせるからいい(いらない)」
とおっしゃるこぎ母なのですが、いざねぎが無いなら無いなりに『あればいいのに』と思うのでしょうか。
なめこがたっぷりのっかていれば、それでトッピングは十分だろうと思ったらっこが甘かった……
らっこ、信州なめこラーメンを作る
1.軽く洗ったなめこを小鍋に入れ、水(大さじ2くらい?分量外)を加えて火にかけ、火を通します。
2.たっぷりのお湯でラーメンを茹で、付属のスープをお湯で薄めてどんぶりによそい、麺、なめこ、お好みでゆで卵やねぎをトッピング。
完成です。
海苔好きのらっこが海苔をトッピングするのを忘れていました。
なめこがあればもう、いいですよね……?
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なめこラーメンにして食べたラーメンが、麺は茹でてスープはスープで作る手折り(たおり)信州ラーメンなので、茹でる用のお湯(鍋にたっぷり)とスープ用のお湯(4人分1200mlを沸かしておきます)
こぎ父の故郷信州の昔からあるお蕎麦屋さん(小妻屋本店)で売っているラーメンです。
しょうゆ味。なめこと絶対合いますよね。
スーパーで買ってもらったなめこも、たまたま信州産でした。
トッピングにたっぷりと考えたら、4人で2袋でも、少し少ないくらいかもしれません。
3袋位使えたら贅沢でいいですが、贅沢すぎますね。
4人で2袋です。
なめこをボールにあけて、水を注いだらなめこをほぐすようにして洗います。
なめこは洗って使ってくださいと、なめこの袋に書いてあります。
あと、加熱して食べてくださいと。
ヘタすると食中毒でお腹壊すこともあるみたいです。なめこで。
ざるで水を切ります。
洗いすぎてもよくない気がしつつ、らっこはいつも2回洗っています。
なめこを小鍋に入れます。
お湯を沸かして、さっと茹でる加熱方法でいいのでしょうけれど、なんとなく、2回洗ったなめこをもう一度お湯にくぐらせてしまうのがもったいないような気がするというそんな理由で、お水を少々(大さじ2くらい・鍋底に薄く水が張っている感じ)加えてふたをして、弱火にかけて蒸し焼きにします。
なめこの量が結構あったので、沸騰する前に様子を見ながら2回くらいかき混ぜて、沸騰してなめこからも水分が出て、とろりとしてきたら加熱も大丈夫だと(たぶん)思うので、ラーメンが茹で上がるまでふたをしておきます。
ラーメンスープの味が濃いので、なめこ自体には一切味付けはしません。
しなくて正解だったと思います。
ラーメンを茹でます。
手折りラーメンの麺は、こんな風になっています。
縮れの無い麺です。
製麺の際に、人が麺を折ってこの正方形にしているのだそうです。
液体のスープの素が付属しているので、どんぶりにあけてお湯を注いでスープを作ります。
茹でる用のお湯を沸かすときに、鍋のふたの上にスープの素をのせて温めておくと、どんぶりに出した時には油が溶けてくれているのですが、温めなかったらこんな風に、油が見えます。
これが旨味なんでしょうね。
1人前、お湯が300mlです。
麺を茹でます。
茹で時間は4分です。
熱湯に麺を入れてしばらく、なかなか泡が出てこないので、あれー?と少し気になりましたが、そのまましばらく茹でていました。
2分過ぎても再沸騰する気配が無いのでようやく、火力が弱火になっていたことに気が付きました。
オーノー。
こういう麺類は、沸騰したお湯の中で麺が踊るからおいしく茹でられるんじゃなかったでしょうか。
まったく踊っていない。
なんで弱火で茹でてしまったかって、最初に蓋をしてお湯を沸かしていたわけですが、ふたを開けるときに、湯気が熱いからってたしか火を弱めてからふたを開けたんでした。
ふたを開けた直後はまだぐつぐつと沸騰しているので、そうです、そうです。
弱火にしたままで麺を入れてしまっていたのでした。
気が付いてから火力を強めましたが、すぐには沸かず……
それでも、茹で時間は4分でどんぶりによそいました。
ほんとうでしたら、もう少しおいしい麺を食べられたはず。
気を取り直して、なめこをトッピング。
うわーい。
なめこラーメンです!
おいしそうおいしそう。
最初によそったなめこが多すぎて、4等分上手にできなかった結果。
なめこはたっぷりではなく、そこそこなめこで、ゆで卵をトッピング。
らっこが茹で上がった麺をよそうのにあたふたしている間に、ツレが前日のサラダの残りを小皿に取り分けてくれました。
キャベツともやしのサラダです。
これがラーメンにのっかっていてもおいしかったかもしれません。
麺が伸びる前に。
「いただきます。」
ラーメンと一緒になめこ!
おいしいぜ。
「箸じゃなめこが取れないだろう」
なめこラーメンをすするこぎ母に、ツレが苦笑いしながら声をかけました。
そうかっ。
らっこはレンゲをふたつ取り出して、ツレとこぎ母に渡しました。
こぎ母はなめこよりも、半熟の卵をレンゲにのせながら食べていました。
こぎ父とらっこは、
「お端でだってつかめるよねえ?」
「ですねえ。つかめますねえ」
なんて。
「麺と一緒になめこが取れる?」
ツレがきくものですから、
「ほら」
どや顔でなめこと麺をはさむらっこ。
写真はうまく撮れていませんが(おい)、麺となめこ、つかめます。
ラーメンの麺が残っているうちに、なめこを先に食べてしまえば、スープの底に残ってしまうのを防げます。
なめこを先に食べてしまって少し寂しいラーメンに、チリペッパーと山椒をかけて食べるらっこです。
結局、こぎ父とらっこはレンゲを使わずに食べきりました。
「なめこだから、スープ、全部飲んでもいいかねえ」
ツレとこぎ父は、スープも飲んでくれたようでした。
らっこはいつもよりもたくさん飲みましたが、一応残して。
こぎ母も、スープは残していました。
なめことラーメン。
なめこのトロミで癖になりそうですが、なめこをトッピングすることで、スープを飲み干す口実になってしまうのでしたら、あまり頻繁には作れなさそうです。
でもまあ、おいしくいただきました。
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。