紫蘇をにんにく醤油に漬ける食べ方があるんですね。
らっこ、知りませんでした。
訳あって最近、紫蘇を贅沢に毎日いただいているので、紫蘇を使ったレシピを検索して、保存食にもなるにんにく醤油漬けをみつけてさっそく挑戦。
あ~こりゃこりゃ。
ごはんのお供にたまらんわ。
紫蘇、しょう油、ニンニク、ごま油、何の香りなのか、らっこの鼻ではよくわからないというのが正直なところでしたが、たぶん、全部の香りが混ざり合って新しいなんとも美味しい香りに生れ変わっているんじゃないでしょうか。
大葉・赤紫蘇のにんにく醤油漬け
紫蘇 10数枚(青じそも赤紫蘇も使用)
にんにく醤油 大さじ2
ごま油 大さじ1
普通のしょう油とニンニクのすりおろし、あるいはスライスしたニンニクを使って漬けるようですが、こーぎー家にはニンニクを醤油漬けにした「にんにく醤油」がありますので、にんにく醤油を使って漬けました。
らっこ、しそ(大葉・赤紫蘇)のにんにく醤油漬けを作る
1.にんにく醤油とごま油を混ぜ合わせ、水気を切った紫蘇を浸します。
冷蔵庫で一晩寝かせて出来上がり。
はい。
簡単にできますね。
たくさん作ったつもりで2~3日食べられるかと思ったら、4人で1日で食べ切りました。
今後、もっとたくさん作ってもよそさそうです。
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こちら、こーぎー家の庭からツレが収穫してくれた紫蘇でございます。
青じそ(大葉)が下の方に数枚と、赤紫蘇が2枚。
ブルーベリーも色づき始めて、何個か摘んでくれました。
おいしくなるまで待っていると、鳥につつかれてしまうらしいです。
(ブルーベリーは、写真を撮る時によければよかったのですが、紫蘇のにんにく醤油漬けにはまったく関係ありません(笑)ヨーグルトのトッピングにしていただきました)
紫蘇は、貯め水で軽く揺する程度に洗えばいい、みたいなことを昔テレビで見た記憶があるのですが、揺するだけじゃちょっと、表面についた泥や砂を落としきれる気がしなくて、実際目で見て落ちていませんし、表も裏もよく見ながら流水も使ってこするように洗ったりしています。
きれいそうなのは、貯め水でゆらゆらの後に流水でさっと。
テレビの記憶は少々曖昧ですが、紫蘇の香りの成分は、葉の裏側にカプセル状に包まれた状態であるとかで、本当は、触った瞬間にカプセルが破けて香りが放出され始めてしまい、その後消えてなくなるらしいので、できるだけ葉の裏側を触らないように取り扱うと、食べる時まで香りが続く、あるいは、食べるときに一番いい香りが立つ、といった内容だったと思います。
洗った後に、キッチンペーパーで挟むように、できるだけこすらないように水気を拭きました。
念のため、水気を拭いた紫蘇とキッチンペーパーの匂いを嗅ぎ比べてみました。
紫蘇からも、キッチンペーパーからも、良い匂いがしていました。
匂いがもったいない!
けど仕方がない!
さあ、早くしょう油に漬けましょう。
紫蘇の香りは、カプセルが破けた瞬間から徐々に弱く、香らなくなっていくのだそうです。
あまり気にし過ぎてもしょうがない気もしますけど。(らっこ飯!)
にんにく醤油は、こぎ母とこぎ父がつけてくださっていた2年ものを使用しました。
今年漬けた分は、まだ早いかな?
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適当なお皿に、にんにく醤油とごま油を混ぜ合わせます。
にんにく醤油とごま油の割合を、2対1で作ってみました。
紫蘇を食べることをメインに考えて、ギリギリ浸かりそうな量しかしょう油もニンニクも使っていません。
漬けてみてわかりましたが、残った漬け汁も、いい香りがしてとてもおいしいので、こんなにギリギリの分量で作らずに、もっとたっぷり漬け汁は作ってよさそうです。
しょう油の量を増やして、ごま油との割合も色いろ試して、自分のお気に入りの割合を見つけられたらいいのでしょうけど、らっこには初めて作った時のこの2対1がかなりツボ。
もう、ヘタに試さなくてもいいかも?なんて。
漬け汁が少ないので、漬かりやすいように1枚ずつ、表につけて、裏にもつけて。
紫蘇が10数枚しかないからできる作業ですね。
もっとたっぷり漬け汁を用意して漬ければ、こんな作業を1枚ずつする必要はないでしょう。
青じそと赤紫蘇も一緒に漬けています。
漬け汁が見えません(汗)。
ラップをかけて冷蔵庫で寝かせます。
漬物と一緒で、空気に触れないようにした方がよく漬かる気がして、ラップは紫蘇に密着させるようにかぶせました。
紫蘇の量がもっと何十枚もあったり、漬け汁がたっぷりあったりしたら、タッパーでもなんでも、ふた付きの保存容器を使えばいいでしょうかね。
ただ、漬け汁の匂いがニンニク臭なので、プラスチックの容器は使いずらそうです。
ガラスか陶器でしょうか。
1晩たちました。
ん?
黒い?
ラップを外してもやっぱり黒い。
ええ?
青じそが一晩しょう油に漬けたくらいでこんな色になるの?
と少々びっくりしていたら、そうでした、上の2枚は赤紫蘇でしたね。
赤色が濃くなっただけで、青じそ(大葉)は緑色が残っておりました。
勘違い勘違い。
香りは、ニンニクのような気もするし、ごま油のような気もするし、紫蘇のような気もします。
単純に、食欲がそそられるいい香りですね。
紫蘇のにんにく醤油漬け、完成です。
しそ(大葉・赤紫蘇)のにんにく醤油漬けの余談
熱々のごはんを茶わん(どんぶりですね、写真のは)によそって、
まずは赤紫蘇のにんにく醤油漬けから、ごはんにのせまして、
お箸で小さな紫蘇握りにします。
「いただきます。」
ああっ、おいしいやつですこれ。これこれ!
にんにく醤油だけをごはんにかけて食べてもおいしいのですが、これはまた違った味わいです。
ごま油がにんにく醤油をまろやかにしてくれているのか、コクを加えてくれているのか、咀嚼すると強くなる(ような気がする)紫蘇の風味。
ごはんがすすみます。
もちろん、青じそ(大葉)でもおいしいです。
ごはんのお供で食べるなら、こんな風に葉っぱ1枚まるごと漬けたのがおいしいですが、みじん切りか千切りにして、ドレッシング?タレ?のようにしてしまえば、多少虫食いのある葉っぱでも、多少育ちすぎてかたくなりかけの葉っぱでも、おいしく食べられるかもしれません。
器に残った漬け汁はもちろん。
ごはんを浸して舐めるようにいただきました。
もちろん、紫蘇があった方がおいしかったですが、汁だけでも十分すぎるくらいにおいしかったです。
ごちそうさまでした。
余談の余談
6月、ツレが庭の一角を耕して、ちりめん紫蘇とオクラの種をまきました。
こぎ叔父さんに育てやすそうな野菜を教えてもらい、ツレが初めての家庭菜園に挑戦することにしたのです。
それと前後して、庭の花壇に野生?の紫蘇発見。
こぎ父もこぎ母も、植えた記憶もそこに紫蘇が生えていることも知らなかった模様。
あれ?
種から蒔く必要なかった?
最初は1本だけだった紫蘇が、「今ねえ、4本ぐらいあるんだよ」とツレが言ったのは7月。
「雑草を取ったらニョキニョキ生えてきたんだよ」
とツレに言われて、らっこも久し振りに花壇をじっくり見に行ってみたら、最初に見つけた紫蘇と同じく、背丈が20センチほどの紫蘇が5本ばかり生えていました。
えっ?増えてる?
自然の力??
種から蒔いたちりめん紫蘇の収穫は、収穫できるまで育ったのが1本で、まだたくさんとは言えませんが(1日に2~3枚)、植えた覚えのない紫蘇は5本と、こぎ叔父さんから頂いた30~40センチの紫蘇と赤紫蘇から、毎日かぞえるのがめんどくさいくらいの数枚は採れるようです。
そうなんです。
種をまいてしばらくした頃に、こぎ叔父さんに成長具合を見てもらったところ、紫蘇もオクラもあんまり成長芳しくないらしく、今年の夏に間に合わないんじゃないかと心配してくださり、こぎ叔父さんが育て途中の「青じそ」「赤紫蘇」「オクラ」に加えて「里芋」を持ってきてくださり、ツレと植え替えをしてくださった分があるんです。
あまり葉っぱが大きくなってしまうと、かたくて食べにくいこと、多少小ぶりでもやわらかいうちに収穫してしまった方がよさそうなこと、ずいぶん虫にたくさん食われてしまい、1枚きれいなままで採れるのはあまりないことなど。
少しずつ、経験値を積んでいる段階です。
「もう、大葉は買わなくてよさそうだな」
とツレは言います。
たくさん育ってほしいと思います。
読んでくださり、ありがとうございます。