自家製のナスの浅漬けです。
梅酢と刻んだ紫蘇の葉で夏の香りです。
ナスの浅漬け
ナス 小ぶり3本(薄い半月切り)
梅酢 どばどば(大さじ1前後)
紫蘇 5~6枚(千切り以上みじん切り未満)
漬け汁に使った梅酢は、梅干しを作る時に梅から出る汁です。
らっこが梅干を漬けた時の副産物として回収した梅酢を使いやすいように容器に詰め替えて気軽に使っています。
自家製梅干しの梅酢。
ナスと紫蘇の葉っぱは、今年の夏、ツレが庭で育ててくれたものです。
小さな感動がここに。
全部自家製の材料で作った浅漬けです。
ビニール袋にすべての材料を合わせてよく揉み込み、味が馴染んだら完成です。
15分~20分置いて器によそいました。
らっこは浅漬けですぐに食べていますが、一晩寝かせるとか、漬ける時間が長い分にはまったく問題ないと思います。
「いただきます」
1度に全部は食べ切らなくても、2~3日食べられます。
ここ最近の庭のナスは、艶々していて色もきれいですがどうにも手で触れた感触が固い印象です。
また、ナスの育ちが悪くなってきたような印象で、とれ初めの頃はあっという間に大きく成長していた印象だったのに、なかなか大きくならないような気配を感じています。
それでも時々何本かツレが収穫してくれているので、ありがたくいただいております。
ナスを刻んでいくと、皮の内側の部分が少々緑色でした。
包丁で切るとかたくはありませんでしたが、すぐに食べる浅漬けがかたいと食べにくいだろうと思い、梅酢を大目に使いました。
大さじ2くらい(たぶん)。
ナス3本に対しては、大さじ1でもちゃんと漬かると思うのですが、たくさん入れてみました。
らっこが1番にいただきまして、口から出た感想がおいしいんだけど
「すっぱいっ!!」
梅酢を入れすぎてしまったようでした。
どれどれ?と言いながらツレもひと口。
「すっぱっ!!これは……きゅうりとか足して薄めたほうがいいんじゃない?」
らっこと同じような顔になりながら、現実的な提案をしてくれたツレ。
あ、今、きゅうり切らしています……
「そんなにすっぱいの?どれどれ」
こぎ父も食べてくださいました。
「ん?すっぱくないよ?おいしいじゃない!うちのナスと紫蘇?おいしいよ」
あら。
我慢して言ってくださっている訳じゃないと思いたいですが、舌が鈍感になっているのかもしれないと思うとそれはそれで心配。
「何がすっぱいの?ナス?うちのナス?ん?別にすっぱくないよ?おいしいよ?」
こぎ母の舌にも許容範囲だったよう。
すっぱくないと言われると、すっぱいのだけどすっぱくない気がしてくるような?すっぱいような?すっぱいですよ?
「梅酢を入れすぎてしまったんだと思うんですけど、これに練り梅も入れようかと思って結局入れなかったんですよ」
「これに梅干し追加していたかもしれないってこと?余計すっぱくなっちゃってたってこと?」
ツレと酸っぱいのに苦笑い。
何口か食べているうちに、心なしかすっぱさになれるのかそれほどすっぱくない気もしてきました。
器に残った漬け汁の梅酢をこぎ父がキャベツサラダのドレッシングにして使ってくださいました。
なるほどです。
そういえば、せっかくうちの紫蘇もたっぷり使っていたというのに、酸っぱさに意識が向いて紫蘇の香りを楽しんでいませんでした。
そんなこともあるよ。
自家製のナスの浅漬けでした。
今年の夏、あと何回作れるでしょうか。
ツレさーん。
頑張ってナス育ててくださいませー。
ごちそうさまでした。
読んでくださりありがとうございます。