デイサービスに行く前の日の夜。
「さくらんぼ」と言っているのは、こぎ母が週一で通っている1日利用のデイサービスのことです。
さくらんぼとは別の施設で、運動に特化した半日利用のデイサービスにも通っているのですが、こぎ母には区別が難しいらしく、どっちも「さくらんぼ」で「近い方のさくらんぼ」とか「少し遠くのさくらんぼ」なんてこぎ父が説明することもあります。
デイサービス当日。さくらんぼから帰って来た時
感極まってボロボロ涙したりもします。
さくらんぼから帰ってくると、どこかの施設か病院に長いこと入院していてついに退院して帰ってきたかのような感覚になっているのかもしれないと感じることがあります。
ツレも同じように感じるらしく、ツレの解釈では、さくらんぼで過ごす一日がとても濃いのか、とてもよくしてもらったと自分で思うのか、お礼を言えずに帰ってきてしまったことが気になるのかなあ、と。
実際には、お礼も挨拶もちゃんとさせてもらっているようなのですけどね。(忘れちゃう)
そして1週間が過ぎ、
こんな感じです。
ショートステイの日程は、さくらんぼにはできるだけ行けるように曜日がかぶらないように調整してもらっています。
ご本人は何をしてきたのかを覚えていないことがほとんどですが、充実した一日を過ごさせてもらっているように感じさせてもらっています。
帰ってきた日の夜には
「病院はもう卒業でしょ?」
こぎ母の言う「病院」とは、どうやらさくらんぼのことを指しているようだったりします。
行きたくないから「卒業」と言っている部分もあるのかもしれないのですが、どちらかというと「自分よりも(体の状態が)悪い人がいるのに、自分が行っているせいでその人が病院に行けなくなってしまっている」から「卒業」だと言っているような気配を感じています。
感じる以外にはできないので、自分がそうであってほしいという風に感じているのかもしれませんね。
知りませんけど。(おい)
さくらんぼの関係者皆さま。
いつもありがとうございます。
これからも卒業はせずに、通えるだけお世話になりたいと思っております。
読んでくださりありがとうございます。