こぎ母が、大好きな恩師の訃報を受け止めた話を長々と書いてしまいました。
時間がたっているので後日談を少し。
(ツレから、”完”なのに続くんだねとツッコまれました。テヘ)
こぎ母と恩師の別れのお話(1) それは、こぎ母が3泊4日のショートステイに出発する日でした。 こぎ父が小声でらっこに伝えてくださったのは、 こぎ母が慕う恩師の訃報でした。 「お母さんには当分――」 いつまで伝えずに過ご ... 続きを見る
悲しんだっていいんじゃないのか…?|らっこ
こぎ母は、思い出した人の安否が気になります。
もう何年も会っていなかったり、連絡も取っていないような方のことを思い出しては、こぎ父に安否を尋ねます。
ついさっき電話で話した方のことも尋ねます。
友達が誰も自分に連絡してこないから、みんなは自分のことを死んだと思っているだろう――
こぎ母はよく口にします。
「みんな、私は死んだと思っているよね」
ご友人さん方と電話でおしゃべりすることも、手紙を書くこともあるのですが「死んだと思われているだろう」と思ったその瞬間には、そうなのでしょう。
何十年も前に亡くなっている、ご自分の親のこともこぎ父に尋ねます。
「なんで教えてくれないの⁉」
どんなふうに言葉を返したら……
直接は言われていないらっこでも、「なんで」って言われるとなんかもう、苦しいものです…
まあ、
「なんで教えてくれないの⁉」
って言っていしまうくらい、知らなかった(と思っている)こぎ母が苦しかったんだという……
こんな感じのこぎ母ですから、あんなに悲しんだワトソン先生の訃報もそうですね。
「ホームズ先生とワトソン先生は元気?」
こぎ父に尋ねます。
ホームズ先生とは御年99歳の大先生で、今でもこぎ母と連絡を取り合う関係が続いている方です。
ホームズ先生とワトソン先生と、こぎ母とご友人の4人。
こぎ母が大好きな先生お二人とご友人とで交流があり、ホームズ先生は今もご健在でいらっしゃいます。
ワトソン先生はそうですねえ、そう。
最近お亡くなりになったのですよね。
さあ、