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残りごはんと切り餅でみたらし団子。串に刺さない団子です|らっこ飯

らっこが冷ごはんで作った、みたらし団子です。

甘ったるいお菓子が食べたくなったので、残りの冷ごはんと切り餅でみたらし団子に挑戦しました。

ごはん粒がまんま残ってしまっていて、みたらし餡をかけた「だまこもち」(※)でした。

おいしいか?おいしくないか?

うむむむ。

そうですねえ。甘かったかな?(当然だ)

ツレはまっすぐに、「おいしかったよ?」と言ってくれました。

残りご飯と切り餅でみたらし団子

残りごはん 2杯分くらい
切り餅 1個(角切り)

<A>
てんさい糖 大さじ3
しょう油 大さじ1
みりん 大さじ1
水 大さじ4

片栗粉 大さじ1(大さじ1の水で溶いておく)

(※)らっこが例えただまこもちとは、ごはんを潰して丸めて作った、お団子のような見た目の秋田の郷土料理のことです。

 

らっこ、残りごはんと切り餅でみたらし団子を作る

らっこが冷ごはんで作った、みたらし団子です。

1.残り物の冷ごはんと刻んだ切り餅をレンジで温め、すりこ木でごはんの粒を潰します。

2.団子状に丸めてグリルで焼きます。

3.小鍋に<A>を入れて火にかけ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつければ、みたらし餡ができます。

4.焼いたお団子をみたらし餡に絡めてお皿に盛れば完成です。

 

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一晩冷蔵庫で眠っていた冷ごはんを温めたので、ごはんが少し硬くて潰しにくかった印象です。

炊き立てのご飯を使ってみたり、冷凍保存して水分を閉じ込めた古ご飯なら、もう少しやわらかく、できあがりもごはんっぽさが隠せたかもしれないなあと、後から思ったらっこです。

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上新粉です。

本当は、買ってあったんですよ。上新粉。

本物のお団子を作るための粉だとらっこは思っています。

が、まだ使ってみたことがないんですよ、上新粉。

白玉粉は、子どもの頃から馴染みがあったのですが、上新粉には馴染みがなく、まだ使う勇気が出ません。

上新粉の裏面です。

裏面に書いてあった「みたらし団子のタレ」の分量を参考に餡を作ることにして、メインのお団子は冷たいご飯から作ってみます。

古いご飯と切り餅一個です。

残り物のごはんは、だいたい2杯分。

そのままレンジで温められるように、耐熱容器に入れて冷蔵庫に入れていた分です。

古ご飯の上に刻んだ切り餅が乗っかっています。

切り餅は細かく16個に切り分け、古ご飯の上にのせてふた(ラップ)をしてレンジでチン。

容器の中で蒸気がふわ~っとなったところで取り出します。(500Wで3~4分くらいでしょうか?)

残り物のごはんの上にのせた切り餅が溶けた様子です。

切り餅もぺったりと溶けています。

すりこ木で混ぜ混ぜ潰します。

すりこ木でご飯を潰している様子です。

あたためたご飯を、一回り大きなボールに移すか、すり鉢に入れ替えて潰したほうがやりやすかったかなあと思いながら、結局洗い物が増えるのが面倒でそのまま小ぶりの耐熱容器でぐりぐりとんとん。

やりにくいよう……

腕が疲れるよう……

心で思いながらとんとんぐりぐり。

すりこ木は、水につけて濡らしながら作業しました。

ごはんの粒が見える状態です。

お餅のようになめらかとは言い難い、ご飯粒が形として目に残っている状態でしたが、疲れてしまったのでよしとしました。

濡らした手で少しずつ取り、丸くお団子にして、アルミホイルの上に並べます。

丸めたつもりの歪な団子です。

丸くしたつもりですが、すごく歪です。

らっこ、得意なんですよぉ。

い・び・つ(不器用)

左下の大きいの3つが最初に作ったお団子で、少々大きすぎやしないかと、途中から少し小さいサイズになっています。

魚焼きグリルでお団子を焼こうとしています。

魚焼きのグリルで香ばしく焼きたいと思います。

様子を見ながら中火でガンガン焼きました。

片面焼きなので、時々ひっくり返します。

魚焼きグリルでお団子を焼いています。

焼きおにぎりみたいなイメージで焼けるかと思ったら、ちょっと違っていました。

魚焼きグリルでお団子を焼いています。

切り餅の部分が膨らむのでしょうか。形が丸ではなくなってきました。

よっ!いびつ名人らっこっ!

切り餅を入れる必要はなかったかな?と、焼きながら思いましたが、まあいいです。

真っ黒に焦げる前に、火を止めます。

 

みたらし餡づくりです。

タイミングとしては、お団子を焼き始めると同時に、餡も作り始めました。

不器用で要領の悪いらっこには、難易度が高くなってしまいました。

焼く前に作るか、焼いてから作ってもよかったかもしれません。

小鍋には砂糖としょう油とみりんと水が入っています。

小鍋に、<A>(てんさい糖・大さじ3、しょう油・大さじ1、みりん・大さじ1、水・大さじ4)を入れてよく混ぜ、火にかけます。

上新粉の袋に書いてあった分量は、”砂糖大さじ5”でした。

他は同じです。

”しょう油・砂糖の量は、お好みにより加減してください。”ともありました。

最初に、てんさい糖を大さじ4杯まで小鍋に入れたのですが、山盛りの砂糖を見て、大さじ1杯減らして、らっこは「大さじ3」入れたことになります。

出来上がりの感想は、甘さは十分でしょっぱさも十分。

もう少し甘さ控えめでも、手作りっぽくできていいかと思いますが、甘くなさ過ぎてもつまらないですから、大さじ3で。

火にかける前に一度味見をしてみて、砂糖やしょう油の量を調整してもいいと思います。

煮立ったら一度火を止め、水溶き片栗粉をよくかき混ぜて加えます。

よくかき混ぜて火にかけて、よくかき混ぜてダマにならないようとろみがついたら出来上がりのようですが、火を止める前にしばらくぐるぐるっと練ってみました。(特に意味はありません)

みたらし餡です。

見た目以上に、ドロッとしています。

片栗粉を加えて火にかけたら、あっという間にどろっとしてきたので、ダマにならないか心配でしたが、よく混ぜたからでしょうか?

ダマにはならずに醤油色の美味しい餡ができました。

 

みたらし餡の小鍋に、焼いた団子を入れた様子です。

焼けたお団子を小鍋に入れて、餡と絡めます。

ごはんのお団子とみたらし餡が絡んだ様子です。

いびつな見た目が更に歪になりながらも、おいしそうですよ?

らっこが冷ごはんで作った、みたらし団子です。

お皿によそい、小鍋に残った餡も上からかけました。

らっこが冷ごはんで作った、みたらし団子です。

爪楊枝でさしたら、お団子の中がちょっと空洞っぽいとでも言いましょうか、地味に取りにくい。

和菓子用の幅広楊枝を添えた、らっこが冷ごはんで作った、みたらし団子です。

和菓子用でしょうか?棚に幅が広い楊枝があったので、こぎ父とこぎ母用に。

ツレとらっこは爪楊枝で。

 

「いただきます」

 

串に刺さない団子の余談

口に入れると、甘じょっぱいみたらしに包まれたお団子は、どこまで噛んでもご飯粒の食感が残っていました。

ごはんじゃん。

本物のだまこもち(切り餅が入っていないお団子です)だって、もう少しやわらかいようなお餅のような食感があるんじゃないかと思いながら、ごはん団子を飲み下しました。

夕飯前に作って、おやつとおかずと明日のおやつに、くらいの気持ちで作ったのですが、食べてくださったこぎ母が気に入ってくださったのか、

こぎ母の顔です。しっかりした意思表示です。「あったかいうちが美味しいよ!作った人が食べなさい!」

と言ってくださり、ひとつ食べては口の中に入ったまま、もぐもぐと「それでは」とお勝手を退出しようとすると、

「ほら~。作った人が食べなさい!」

と、言われて戻って再びもぐもぐ。

では~と出ようとするとまた、「もっと食べなさい。」「ほら、お父さんには3個残っていればいいんだから!私ももう一個食べちゃおう」

なんてまあ、口の中にお団子が残った状態で次のお団子を口に入れて食べ続けなければならないという、若干拷問のような目に遭いながら、たくさん食べたらっこでした。

しばらくすると、洗濯物をたたみ終えたこぎ父が、残った3つを平らげてくださっていました。

こぎ父の顔です。困り(笑)です。「残そうかどうか悩んだんだけどねえ。おいしかったから頂いちゃったよ」

夕ご飯の前に皆さん、(特にらっこが)たくさん食べましたねえ?

らっこは、こぎ母に促されて一度にたくさん食べたからだと思いますが、ちょっぴり頭がくらくらしました。

お腹は空いていたので食べられましたけれど、多かったかな……

お菓子を作るタイミング?出来上がるタイミングは、少し考えようかと思ったらっこです。

 

夕飯は少なめに。

ごちそうさまでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

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