スーパーで見つけたひとくちすあま。
3月3日のひな祭りにかこつけて、買ってもらいました。
実はらっこ、すあまは初めまして。
ツレも知らなかったようでしたが、買ってくれました。
ひな祭りっぽい準備らしきことをまったくしていなかった3月2日。
スーパーで、「明日ひな祭りだよ」と小さなお子さんに声をかけていたお母さんの声が聞こえて、慌てたらっこです。
「こーぎーさんっ。明日ひな祭りですよ。お豆買いましょう」
と言ってからの、らっこが選んだすあまです。(おい)
1.見た目が可愛らしい。
2.甘くておいしそう。
3.お仏壇にお供えしてもかわゆいのではないか。
まあ単純に、おいしそうで食べてみたかったというわけです。
こぎ父の出身が長野県なので、「信州づくり」と印刷されていたのもポイントが高かったです。
スーパーから帰宅後、さっそくこぎ父に尋ねると、
「あらー懐かしいこと。珍しいのがあったんだね?」
と喜んでくださいました。
らっこの頭の中には、「すあま」と言う単語は初めてだったので、こぎ父が解説してくださいました。
お祝い事の時なんかに、お菓子屋さんで買って配ったりしてね。
白いのと赤いのと、紅白にして、入学式とかで配ったかな?
明日のひな祭りにもいいんじゃない?
家で自分で作るものと言うよりも、お店で買うものだったよ。
あんことかは入っていないんだよね。
このくらいの(手でおまんじゅうを包むような手ぶり)の大きさかな?
「ひと口」ってあるように、これは少し小さいね。
お餅をつくみたいに、蒸してついてね。
4月8日の花まつりの時にお供えしたんだよ。
などなど。
「素」に「甘い」って書くんじゃなかったかな?
と言いながら、ご自分でもはっきりしなかったのか、広辞苑をひいて見せてくださいました。
広辞苑には、粳(うるち)の餅菓子だとかなんとか。
原材料には「上新粉」と書いてあったので、なるほど、もち米ではなく、うるち米・普段食べるお米と同じお米のお菓子のようです。
3月3日。
普段はあまり使わないオサレナお皿にのせてみました。
かわいいかわいい。
すあまと一緒に買ってもらったあられも出します。
埃をかぶらないようにラップをかけて、
こぎ父とこぎ母がお散歩に行っている間に、チンしておきました。
レンジでチンじゃないですよ?
お仏壇にお供えしたという話です。
たまーに、頂き物などを、らっこが
「チンしていただきましょう」
なんて言い方をすると、ツレは、
『レンジで温めて食べるのか?』
と一瞬思ってしまうらしいのですが、言い方を変える気はあまりありません(不親切)。
こーぎー家のお仏壇は、毎日こぎ父がお茶っこを上げていらっしゃるのですが、お線香立てがありません。
お鈴だけ。
チーーン
と鳴らすだけなので、「チンしてきます」なのです。
お昼のデザートに、みんなでいただきました。
こぎ母にも、こぎ父がすあまの説明をされていました。
こぎ母は、本当に知らなかったのか忘れてしまったのかわかりません。
ただ、食べてみての感想は、
「おいしいー」
と喜んでくださっていました。
そうですよね。
おいしいですね。
半分に割ってみると、中はほんのり白い色。
かわゆい。
弾力のあるやわらかさで、名前はすあまなのに、それほどがっつり甘くなく、
「ああ。これ好きなやつだぁ」
が、らっこの感想です。
おいしい。
求肥(ぎゅうひ)を丸めたら、こんな感じになるのかな?と思って調べてみたら、求肥は原材料がもち米だそうで、すあまはすあまなようです。(うるち米ね)
「初めて食べたよ?こんなの知らない。らっこさんが作ったの?」
いろいろ勘違いがありそうなこぎ母(宮城県出身)に、
「仙台にはほら、「ゆべし」があるでしょう。お米をついて作るさ、あれと同じ感じじゃない?」
米菓子繋がりで、こぎ父が説明してくださっていました。
こぎ母が、納得できたかどうかは分かりませんがね。
そうですね。
初めてのすあまがおいしかったので、初めて検索してみたところ、電子レンジを使ったり、蒸し器で本格的にでも、自宅でできそうなレシピ、出てきてしまうんですねぇ。
ええ。
らっこには少々、ハードルが高そうです。
また食べたいなあと思いながら、スーパーの売り場をチェックしようと思うらっこです。
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。