そしてまたひとつ、こぎ母(要介護2)が年を重ね、82歳になりました。
何かお祝いらしい食事をと、お寿司屋さんのスシローに予約をして、豪華なお寿司をいただきました。
3貫盛り祭セットというキャンペーンだそうで、1人前15貫。
わお。
近所の S さんもお招きして、みんなでお腹いっぱいになりました。
完食したのはツレとらっこの二人だけ。
ご年配の皆さんには豪華すぎたかもしれません。
不思議なもので、お腹いっぱいだねと言ってお寿司は残しても、食後のケーキは皆さんペロリ。
70歳、80歳を超えても別腹ってあるんですね。
お寿司だけで何も用意しないのもなんだろうかと、付け合わせに茶碗蒸しを用意しました。
初めて茶わん蒸しに豚の薄切り肉を入れて作ってみたのですが、ほんのりにじみ出るのか?おいしい?出汁が?あらおいしい!
Sさんが、「こんなにおいしい茶碗蒸し初めて」と言ってくださり、なんとまあ。
また作りましょうか。(写真はありませんがね。おい)
買って来たお寿司を、ちょいちょいらっこが作ったと勘違いするこぎ母。
大丈夫大丈夫。
いつものことです。
こうして1日を過ごせておいしくご飯が食べられたのも、いつも通りでありがたい。
今日だけは、らっこがお寿司も握ったことにしておきましょうかね。
らっこがお寿司を並べる前に、こぎ母がおいしそうなカタログを眺めていました。
宮城県気仙沼の斉吉というお店のカタログでした。
え?っちょ、お寿司も美味しそうだけど、そんなおいしそうな写真を今見るの?とチラ見していましたが、何かおいしそうなものが見つかったのでしょうか。
夕食の後、らっこもカタログを拝見しました。
散々おいしそうな写真を眺めた最後に、裏表紙の一文になんだかハッとする気がしました。
とても素敵なので、引用させてください。
なにごともなく、
食卓に集まって、
ご飯を食べること。
あたりまえの毎日のこと。
私たちが思うしあわせは、
そういうことだと思います。
株式会社 斉吉商店 斉吉商品カタログvol.16 裏表紙より
何事もないようでいて色々あるのでしょうけれど、何事もなかったかのようにまた朝日は昇ってきてくれます。
洗い物をしながら、「今日はお寿司を食べたの?何かあったの?何の日だったの?」と尋ねるこぎ母。
ふふふ。
何度でも確認したいことだってあるんですよね。
お誕生日おめでとうございます。
明日のおかずはもやしですよ!