介護 暮らし

中華バイキング。盆と正月が一度に来たみたい|らっこ

このページには広告が含まれています。

いただいた中華のお惣菜たくさんです。

こぎ兄さん(ツレ・こーぎーのお兄さん)が、こぎ母の誕生日と父の日の間のタイミングで、こぎ母の様子を見に来てくださいました。

ケーキとたくさんの中華のお惣菜を買って来ててくださり、夜はさながら豪華な中華バイキング。

あんまり豪華なので、記録に残しておかなくては!

 

こぎ兄さんは気を遣ってか、おやつの時間にケーキを一緒に食べただけで、夕食の前にお帰りになりました。

「みんなで一緒に食べたらいいのに」

こぎ母は言っていましたが、こぎ兄さんは、

「みんなで食べるときは、もっと用意してくるよ」

だそうです。

 

「たまには楽できるようにね」

と、料理の支度がいらないくらいのごちそうを用意してくださり、申し訳なくもありがたく、みんなでたくさんいただきました。

 

 

夕食の支度は結局、いつもの通りにこぎ母にはお味噌汁を作ってもらい、キャベツときゅうりのサラダも作ってもらいましたが、らっこは並べただけ(おい)

お言葉に甘えて、本当に楽をさせていただきました。

 

 

こぎ兄さんは、人数分のごま団子はデザートに、とのことだったようですが、こぎ母のツボにはまったようでした。

「これは何?初めて食べる!おいしい!自分じゃあ作れないね」

初めてではないのでしょうけれど、おいしく食べられているならそれでいいですね。

「1個じゃ多い。半分にして!」

最初は半分、食べて喜んでいました。

ツレがきれいに二等分してくれていたので、もう半分はらっこが頂きました。

中のごまあんが少ししか入っていなかったのですが、おかげで皮のもちもちを堪能できてとてもおいしかったです。

 

しばらく他のおかずを食べていましたが、

「1個じゃ多い。半分にして!」

もう一度、ごま団子のリクエストが出ました。

らっこが半分食べた後だったので、ツレがもう一個半分にしてくれて、こぎ母もまた満足そうに食べていました。

「初めて食べる!おいしい!」

とてもおいしいごま団子でした。

 

あらかた食べ終わってそろそろデザートかという頃に、

「これ食べる!1個じゃ多いから、半分にして!」

 

こぎ母から、3回目のごま団子リクエスト(笑)

 

2個目の半分はツレが食べていたようで、3個目も半分に切って、結局こぎ母一人で 1.5個分のごま団子を完食されました。

らっこはもう半分をしっかりいただき、こぎ父が0.5個ぶん食べ損ねた形になりました。

 

食べられることは幸せです。

 

お惣菜はたくさんあったので、そこそこ残るかと思って食べ始めましたが、おいしくってほとんど食べました。

 

らっこがあんまり食べるので、ツレに、後からお腹の調子悪くするんじゃないかと心配されるくらいでした。

 

大丈夫でしたよ、お腹。

 

翌日。

こぎ母がデイサービスでいないお昼に、わずかに残ったお惣菜を、ツレがごはんの上にのせて配ってくれました。

残り物の中華丼です。

こぎ父の分。

残り物の中華丼です。

らっこの分。

残り物の中華丼です。

ツレの分。

 

 

あああっ。

ツレが遠慮してお肉なしだったことに、写真を撮った時には気が付かなかったらっこでした。

 

ぁぁあああああっ。

気が利かないらっことはこういうことだわ。

 

ごめんょぅ……

 

 

中華丼でおいしくいただきました。

 

スーパーの総菜コーナーに、ごま団子がないか探してみようと思います。

自分で作る気?

 

え?

 

NAIYO?

 

 

===

 

 

こぎ兄さんに対しては、こぎ母なりに思うことがたくさんあるのでしょう。

こぎ兄さんが来てくださると、いつもとまったく違った様子というほどではありませんけれども、こぎ父に対するのとも違くて、ツレ(一緒に住んでいる息子)に対してともまた違くて、いつも胸にあるけど出さない(出せない)感情を吐き出せる貴重な時間なのかもしれません。

 

こぎ母が、「来てくれるんなら、見られる顔にしなくちゃね」と言って、洗面所でツレと支度(歯磨き)をしているタイミングでのこぎ兄さんの来宅でしたが、対面直後はこみ上げてしまったようでした。

 

嬉しいことに間違いはないのでしょうけれど、次の日には、こぎ兄さんが来てくださったことやらなにやらすっかり忘れている様子。

 

覚えていないという状況に、ご本人はどうやって折り合いをつけているのでしょう。

折り合いがつけられず、苦しいのかもどうかも……

 

 

===

 

 

ごちそうさまでした。

こぎ母の誕生日と父の日とこぎ兄さんにありがとうございます。

 

 

みんなみんな、ありがとうございます。

-介護, 暮らし