ためしてガッテンで紹介されていた、ピーマンを丸ごとおいしくいただく新感覚のパリパリピーマンです。
ピーマンを氷水に浸して2晩置くだけという素晴らしい簡単レシピ。
水分を吸ったピーマンのみずみずしさといったらありません。
こぎ叔父さん(ツレ・こーぎーの叔父)からピーマンをいただいたので、さっそく仕込んでおきました。
パリパリピーマン
ピーマン
水
氷
本家のレシピはすみません。ここでは書きませんが、検索するとおいしそうなピーマンの写真が見れますのでどうぞ。
できあがったピーマンは、ひとり1個は簡単に食べられます。
仕込むピーマンの量は、最低でも(食べる人数×1.5倍)個分くらいは作ってもいいと思いますよ。
パリパリピーマンの作り方
1.ピーマンを、氷水につけて冷蔵庫のチルド室で2晩置きます。
2.ときどき様子を見て、氷が溶けていれば氷を足します。
3.塩などをつけて「いただきます」
ぱりぱりむしゃむしゃおいしいピーマンのできあがりです。
仕込んでから食べるまでは時間がかかりますが、食べようと思った時には「チルド室から取り出して食べるだけ」です。
あっという間!(拍手)
こういうレシピは、時短レシピって言ってもいいんでしょうか?
縦半分に切ってヘタと種を取り除いたピーマンを、水を注いだタッパーに入れます。
氷をたっぷり入れたら、冷蔵庫のチルド室で2晩置きます。
途中、ときどき様子を見て、氷が解けていたら氷を足します。
できるだけ、大きな容器を使うことをおすすめします。
初めて作ったときには、ピーマンがぎりぎり入るくらいの小ぶりな容器を使い、確認するたびに氷が溶けてしまっていたため、何度も水を捨てて氷を足しました。
容器を大きくして水も氷もたっぷり入れたら、温度が上がりにくくなったのか、氷が溶けにくくなりました。
2~3回氷を足しても水が溢れないくらいの大きさの容器を使うと楽でいいと思います。
チルド室で場所をとりますが……
2晩たったら氷水から取り出して、器によそったら、好みで塩、しょうゆ、マヨネーズ、ニラ味噌などをつけていただきます。
氷水から取り出すと、外気温にももちろん影響されるのでしょうが、どんどんピーマンが常温に戻ってしまいます。
寒い時期にはそれがいいかもしれませんが、暑い季節には冷たい方がおいしく感じやすいと思います。
らっこは、氷水で冷やしたタッパーのままで食卓に出してしまいます。
食べたい人が食べたいタイミングでピーマンをすくいながら食べると、いつでもキンキンに冷えたパリッパリのピーマンが食べられます。
パリパリピーマンの余談
こぎ叔父さんからいただいたピーマンが元々甘かったのか、苦みはほとんどなく、お菓子のようにパクパク食べられました。
とにかく暑い日に食べたということもあり、キンキンに冷えた生の野菜というだけでも、おいしかったのかもしれません。
今回作るのは2度目でした。
1回目のときは、ピーマンをタテに半分に切って漬けて食べたのですが、私には苦みが強く感じられ、1/2個かじるのもちょっと、本当にちょぴっと辛抱が必要だったので、今回は4つ切りにして作りました。
初めて作ってみたときも、ツレは「苦くないよ」と言っていたのですが、私は「苦いよ~」と子どものようなことを言いながら食べていました。
今回は私も、「苦くないピーマン」を味わうことができました。
おいしいじゃんピーマン。
いくらでもいけちゃう~
前回と何が違ったのかはわかりませんが、苦くないピーマンもあるのですね。
今回ピーマン5個で仕込んでいたのですが、あっという間になくなってしまいました。
私は何もつけずにそのまま食べました。
普段、野菜やサラダにはたっぷりマヨネーズをかけて食べるのがお好きなこぎ父も、何を思ったのか、珍しく何も付けずに食べてくださっていました。
私には、何かをつけるのがもったいないくらいピーマンがみずみずしく感じられました。
ツレは、マヨネーズやら、からし醤油やら、ニラ味噌をつけたりしながらたくさん食べてくれました。
「味噌と合う」
とツレが言うので、らっこも実践。
らっこ製の生姜ねぎ味噌をつけて食べてみました。
ぐふふふふ。
何かをつけて食べるなら、らっこはお味噌よりも、ただのお塩の方がよかったです。
粒子が細かく、ほんのり甘みも感じられる気がする「雪塩」をつけて食べたらおいしく感じました。
おいしくいただけるなら、その人が食べたいように食べるのが一番いいなと、病気をしたけど食事制限なく何でも食べられるこぎ母を見ながら思います。
何事も、その人にとっての「ほどほど」を逸脱しなければいいんだろうなと。
ピーマンひとつでそんなことを考えたらっこでした。
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
追記
夏が過ぎ、そろそろ半袖で過ごす時間が短くなってきた9月の終り、また、パリパリピーマンを仕込んで食べました。
この夏、何回作ったでしょうか。よく食べました。
寒くなったら食べなくなるでしょうか。
今は氷水に浸したままでつまんで食べていますが、普通に氷水から出して常温に温めて(?)食べればいいのかな?。
私はこのレシピ、美味しそうな「ピーマンだけ」が写った写真に惹かれてたどり着いたのですが、ツレの話によると、ツレはガッテンの放送を見ていたそうです。
初めて私が作った時も、
「あっ、これはあれじゃない?ピーマンのなんか、ガッテンでやっていたやつだ。」
と、裸のピーマンだけがよそわれたお皿を見て、嬉しそうに反応してくれていました。
「福岡で人気があるとかなんだっけ?」
とまあ、よく覚えていたようでした。
美味しそうだと思っても、自分では作ったことは無かったようです。
ツレの想像通りか想像以上?に作れたのでしょうかね?
くすくす。どうだったのでしょう。
冷やし過ぎピーマン
チルド室の設定温度が低過ぎたのか、氷を入れ過ぎていたのか、冷やし過ぎピーマンができました。
一見普通のパリパリピーマンですよね。
よく見るとこれ、
ピーマンが凍っている!
ピーマンに氷が張り付いて氷の芸術みたいになっています。
じっくりゆっくり冷やされて凍った氷だったのでしょうね。
部分的にめちゃくちゃ透明度の高い綺麗な氷ができあがっていました。
ピーマンも冷えっ冷え。
食べる時は、氷ははがして別々に食べました。
とても冷たくておいしかったです。
ごちそうさまでした。
パリパリピーマンの注意事項
じっくり冷やして水分を吸ったピーマンは、驚くほどパリパリの食感を楽しめるのですが、食感がよすぎて注意事項があります。
もう、何度も一緒に食べてくださっていたこぎ母が、食べるのをすすめてくださるこぎ父に、この日は「もういいよ」と言うのです。
「硬くて食べるのが大変なのよ」
と漏らしていました。
そうです。
歯が弱い方は、食べるのが大変かもしれません。
それだけ食感が楽しめる一品になるということでもありますが、固い物を噛んで食べるのか大変な方には、小さく刻んでお出ししてください。
という注意事項でした。
すみません。その場で刻んでハイどうぞ、とは出さなかったので、どんな切り方なら食べやすかったかどうかまではわかりません。
こぎ母もこぎ父も80歳を超えていますが、入れ歯は1本もなく、歯が健康なため、普段は厚切りの漬物・たくあんでもなんでも二人でバリバリ食べてらっしゃいます。
「歯が丈夫でよかったね」と言い合いながら。
ですが、この日は特に肉厚なピーマンだったのでしょうか。
嫌いだとか、美味しくないとかではなかったと思うのですが、そんな日もあるんだな、という日でした。
最後の最後まで読んでくださり、ありがとうございました。