ホクホクのかぼちゃと水っぽいかぼちゃがあったとしたら、どちらが好きですか?
ツレのご両親は完全に「ホクホク派」。
かぼちゃサラダを作ろうとレンジで温めたかぼちゃが、とても水っぽいかぼちゃだったので、当初の予定よりもシンプルな、コーンと合わせただけのサラダにしました。
かぼちゃとコーンのサラダ
かぼちゃ 1/4個
コーン(冷凍)お玉2杯分
1.ひと口大に切ったかぼちゃを耐熱皿に並べ、ラップをして電子レンジで温めます。
竹串がすっと刺さるくらいが目安です。
500Wで3分、様子を見てもう3分かけました。
2.温めたかぼちゃの皮を取り除き、実をスプーンでつぶします。
3.解凍したコーンと混ぜ合わせ、器によそいます。
「いただきます」
かぼちゃとコーンのサラダの余談
はじめ作ろうとイメージしていたかぼちゃサラダは、もっとほくほくしていてました。
マヨネーズと塩コショウをして、ミックスベジタブル(冷凍・コーン、にんじん、グリンピース)とハムでも加えて混ぜようと思っていました。
おいしそうじゃないですか?(作ったことありませんが)
が、かぼちゃを潰しながら、どうやら水っぽいかぼちゃであることに気がつきました。
ミックスベジタブルもマヨネーズも加える前に、ひとまず味見をしてみると、
甘い!(感動)
がしかし、水っぽい。
かぼちゃを潰しながら考えました。
ここにマヨネーズを加えたら、さらに水っぽくなるでしょうねぇ。
塩がいらないくらい甘みのあるかぼちゃだけど、ミックスベジタブルはなんだかイメージとは違うかも?
ハム……むむむ。
しょっぱいよな……甘いかぼちゃをあえてしょっぱくするか?
むむむ。
よし。
コーンにしよう。
とまあ、冷凍庫に常備している、スーパースイートコーンを解凍してかぼちゃと混ぜておしまい、というレシピになりました。
元々のかぼちゃの甘味とコーンの甘味で、塩を振るのがもったいなく感じられ、塩も振りませんでした。(おししかったぁ)
こぎ叔父さん(ツレ・こーぎーの叔父さん)から頂いたかぼちゃだったので、もったいながって1/4しか使いませんでした。(少なかったぁ)
直径7センチほどの小鉢4つに分けられるくらいの量にしかならず、こーぎー家で作るおかずとしては、圧倒的にボリュームが足りていません。(足りないくらいだったぁ)
ただ、こぎ父もこぎ母も「ホクホクかぼちゃが大好き」な方だったので、水っぽい「めちゃかぼちゃのサラダ」は、このくらいの量で調度よかったかもしれません。(都合のいい解釈)
らっこは、「甘ーい、おいしー、水っぽいから飲み込みやす―い、素材の糖分って素敵ー」なんていろいろ考えながら、小鉢ひとつ分あっという間に食べてしまいました。(おいしかったわ)
ホクホクかぼちゃ好きのこぎ父は、「お?こぎ叔父さんのかぼちゃおいしいね」と言ってくださいましたが、こぎ母からは何とも……(なんとも……)
別の器に取り分けておいたかぼちゃの皮を食べたこぎ父が、「ん!おいしい。かぼちゃの皮もおいしいよ」とこぎ母にすすめていたので、コーンも混ぜないほうがよかったのかも……(なんということ)
らっこには、とってもおいしいサラダだったんですけどね。
サラダとして食べるには、どうしようもなく水っぽ過ぎたでしょうか。
フライパンんで弱火にかけて、小吹芋のように水分を飛ばすことも考えはしたのですが、「洗い物が増えるからやらない」が勝ちました。
ホクホクかぼちゃラブのこぎ母には、悪いことをしてしまったかもしれません。
小鉢ひとつ分、我慢して食べてくださったのかもしれません。
かぼちゃの好みに関しては、らっこもホクホクは好きですけれど、水っぽいからといってイコールで「ハズレ・おいしくない」とは思わないタイプです。
ツレのご両親は、冷凍カボチャを温めて食べながら、
「今回は当たりだ。ホクホクだよ。ハズレがなかったね」
「ハズレだ~。み~んなめちゃかぼちゃだったよ。残念」
「当たりをちゃんと分配したよ」
などなど。
毎回、冷凍カボチャの品評をしながら召しあがっていました。
冷凍食品ですから、買う前に袋の中身を確認することはできません。
おそらく工場で大量生産されているのであろう冷凍のかぼちゃを食べながら、毎回真剣に評価しあっているお二人の様子が、らっこには不思議で興味深いです。
中身の見えない冷凍食品なので、何度評価したところで、選び方を変えることはできませんからね。
ただ、かぼちゃって、皮が硬くて切るのが大変です。
高齢の方が冷凍じゃないかぼちゃを買って調理するのは、なかなか大変なことだということが、今のらっこにはわかっていますから、これからも冷凍カボチャを買うのだろうと思うのですが、らっこがメインで調理をするなら、冷凍じゃないかぼちゃを買ってもいいのかもしれません。
実は今回、こぎ叔父さんから頂いたかぼちゃが、らっこにとっては「初・まるごとかぼちゃ切り」でした。
33歳の初体験(言い方;)
何をして生きてきたんでしょうね……
らっこの初めてのかぼちゃ切りに関しては、また改めて。
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。