こぎ叔父さんからかぼちゃをいただいていました。
8月だったと記憶しています。
10月の末、遂にいただきました。
「色が濃くなったら食べごろだからよ」
こぎ叔父さんはおっしゃっていたのですが、一向に色は濃くなりませんでした。
ハロウィンをいい機会に、かぼちゃのサラダです。
かぼちゃサラダ
かぼちゃ 1/4個+α(やわらかく茹でて潰す)
コーン(冷凍)お玉1杯分くらい(解凍しておく)
ハム 1パック4枚(角切り)
ピザ用チーズ ハムと同量くらい
サラダと言っても作業は単純。
茹でて潰したかぼちゃに、コーン、ハム、チーズを混ぜて出来上がり。
かぼちゃがあまりに甘くておいしかったため、塩もコショウもマヨネーズみたいなのも、なーんにも入れずにできました。
見た目に鮮やかなオレンジ色はきれいで、食べて4人とも「おいしい。かぼちゃおいしい」と気分高揚。
こぎ叔父さん、ごちそうさまでした。
らっこ、かぼちゃのサラダを作る
いただいたかぼちゃです。
左に傾いています。
右に傾いています。(いただいたのはひとつです)
おしりが円錐状になっていて、まっすぐ置けないのです。
らっこの記憶では、確かに「色が濃くなったら」と言われたように覚えていたのですが、もっと濃くなるのかと思っていて、濃くならないままでした。
もらった時にはもっと白かったのかもわかりません。
もう、覚えていません。
鼻を近づけると、ほんのり甘い香りが漂っています。
品種などの話は聞いていませんが、「白いかぼちゃ」で検索したら、もっと真っ白い皮のかぼちゃの画像がたくさん見られたので、確かに「濃くなった」のかもわかりません。
さっそく切ります。
色々な切り方があるかと思いますが、らっこはかぼちゃのヘタをくり抜いてから切るやり方があっていそうです。
刃先をかぼちゃに突き立てて、
ぐい。
ヘタの周りを一回り。
すっきり取れました。
お尻のヘタもとってしまいます。
お尻側もとっておいてから包丁を当てたほうが、突っかからなくて切りやすい気がしています。
きれいに取れました。
かぼちゃの皮は固いですが、ヘタの周りはやわらかく、くり抜き済みなので簡単に包丁が刺さります。
刃先をヘタがあったところに突き刺して、てこの原理で包丁をグイッと下げます。
あら?
思ったほどは下がりませんでした。
突き立て方が浅かったかもしれません。
反対側も同じようにして、何度か繰り返します。
ぐいぐい。
あとは思いっきり勢いで、
グイッと。
パッカー―ン。
ああ。
良い匂い。
甘い匂いが立ち上がりました。
切った人の特権を堪能。
半分をもう半分に切って、種とワタを取り除きます。
大きめのスプーンでぐいぐいと。
すぐに使わない分はラップで包んで冷蔵庫へ。
食べたい分は、皮をそぎ、ひと口大に刻んでフライパンへ。
1/4個分だと、少し少ない気がして、ラップで包んだばかりのかぼちゃを冷蔵庫から取り出して、もう1/4個分から1/4くらい追加しました。
水を加えて火にかけふたをします。
柔らかくなるまで蒸し煮にしました。
かぼちゃを煮ている間に、冷凍コーンを解凍し、ハムを刻んでおきます。
ときどき様子を見て、20分くらい。
やわらかくなったようなので、最後は火を強めて、焦がさないように注意しながらフライパンに残っていた水分を飛ばし、そのままフライパンでかぼちゃを潰します。
伝わりますでしょうか。色がきれいです。
一応、どんなお味か味見。
おお。
甘い!
とろけるような甘さというか、ニヤニヤしてしまう甘さというか、とにかく甘くておいしい。
この時の味見で、塩コショウやマヨネーズなどの調味料を加えないことにしました。
入れたらこれはもうもったいないとしか言えません。
ビバかぼちゃ本来の甘味。
ありがとうかぼちゃ。
潰したかぼちゃに、コーン、ハム、ピザ用チーズを加えて混ぜます。
チーズは入れた時には凍っていましたが、余熱で溶けています。
存在がいなくなりました。
お皿によそいます。
盛り付け下手か。
「いただきます」
かぼちゃサラダの余談
「最初見た時、色がきれいすぎて何かわからなかったんだよ。かぼちゃのサラダだったんだ」
ツレが食べておいしいおいしいと言ってくれました。
そうでしょうそうでしょう。
「コーンの粒粒感もいいね」
そうでしょうそうでしょう。
「色もきれいだし。かぼちゃって、普通もう少しくすんだ感じの色じゃなかったっけ?」
そうなんですよね。
色がとっても鮮やかです。(伝わっているかしら……)
「これはちょっと、はまっちゃいそうだな」
ツレが、かぼちゃサラダのおいしさに目覚めてしまったようです。
しかし、サラダが美味しいのはかぼちゃのおかげ。
頂いたかぼちゃがこんなにおいしくいただけるなんて(感激)。
またこぎ叔父さんに育ててもらって、2ヶ月近く置いておいたら、こんな風においしくいただけるのでしょうか。
あと、何度も食べられるサラダではありません。
こぎ母も、「かぼちゃ食べちゃったから、また持って来てくれってお願いしたいね」(実際には言いません)
こぎ父も、「今日は、かぼちゃが美味しかったねえ。ほんと、おいしかった」
らっこも、「…………うまい……!」(心の中で)
おいしいかぼちゃで、食卓も明るくなったようでした。
食べるものが美味しいと、とっても嬉しくてありがたいです。
残っているかぼちゃで、煮物など何か別の食べ方をしようかどうか、ツレにきいてみたら、
「そうだなあ。でも、あのサラダおいしかったからな」
と言ってくれたので、また、作ってみようと企んでいます。
おいしいかぼちゃを食べきってしまったら、その後どうしましょう。
よく行くスーパーで、こんなにおいしいかぼちゃを変える気がしないらっこです。
ごちそうさまでした。
おいしかったです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。