さつまいもを焼いて食べる焼き芋が美味しいのだから、里芋だって美味しいでしょうに。
こぎ叔父さんから頂いた里芋を、レンジのトースターで焼きました。
色々考えることはありますが、また作らせてください。
焼き里芋
里芋 食べたいくらい
塩やしょう油、わさびなど お好みで
ありがたいことに、おいしい里芋だったのですが、何が失敗って、たぶんつまりは焼きが足りなかったんだと思います。
らっこ、焼き里芋を作る
1.里芋をよく洗います。
2.トースターで柔らかくなるまで焼きます。
3.皮をむいて、とぅるんと食べます。
わさび醤油で食べたらおいしかったです。
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こぎ叔父さん(ツレ・こーぎーの叔父さん)から頂いた里芋です。
もらった次の日、ツレが日に当てて少し乾かしてくれた後、玄関という冷暗所に保存してあります。
日が暮れてから調理にかかったので、玄関の明かりをつけるのがめんどくさかった瞬間の里芋です。
暗い。
時間は少し遡り、頂いた次の日。
こぎ母がお味噌汁に里芋を入れてくださったときのこと。
「もらった里芋があるから、お味噌汁に入れたらいいよ」と、泥の付いた里芋をツレがこぎ母に託して、こぎ母が台所の洗い場で泥を落としていたんですね。
こぎ父から、
「お母さんが泥の付いた里芋をお勝手で洗ってしまっているから、だめだよ、気をつけてくれ。泥は外で洗わないと。今は私が気がついたから泥はよけて捨てたけど、外で洗って泥は水道に流さないでくれ」
大体このようなことを言われました。
日が暮れた11月のそれほど寒くない日。
夕暮れの屋外の水道で、里芋を洗うらっこ。
暗くて泥がよく見えないわ。
屋外の水道のところには、灯りがないのです。
泥水は庭木にやりました。
洗い終えた里芋を持って家に入ると、ツレが「言ってくれたらよかったのに」(俺が洗ったのに)と言ってくれました。嬉しかったです。
ありがとう。
明るいお勝手で里芋を確認します。
もう一度洗うか。。。
幸い、それほど泥は出ませんでした。
水気がない方が熱が伝わりやすいかと思い、表面を軽くふいてみました。
ボールから出してひろげてみたら、トースターの網にのりきるか心配になりました。
こーぎー家にあるのは、電子レンジのトースター機能なのです。
4人でいただくので、一人ふたつと少しあればいいと思ったのですが、まあいいか。
焼いた後で皮がむきやすいように、お芋の胴体にぐるっと一周包丁で切れ目を入れておきます。
電子レンジのトースター用の網にのせます。
無理矢理のせた感じです。
部分的に重なり合うようになっています。
単純で当然なことなのですが、ある程度すき間がないと、熱の伝わり方が均等にならないと思います。
と思うのは、ふふふ、焼いた後に気がつくのさ。
だから失敗したんだろうと……
失敗の分析は置いておき、焼きます。
最長設定時間が30分なので、まずは30分。
お芋の表面がからっと乾いています。
竹串を刺してみると、
ささった!
と、思ったんですけどねえ……
やわらかいとは感じませんでしたが、お芋なんだからこんなもんだろうと思ったんですねぇ……
念のため、里芋の上下を返して、再び10分。
6分ほど焼いたころ、覗いてみたら里芋の切れ目から汁がしみ出していたので、もう大丈夫かと思って止めました。
とりあえずお皿に取り、このまま出そうかと思いつつ、食べにくいかな?と思いなおし、試しにひとつ、むいてみました。
熱いですから、キッチンペーパーを重ねて掴んで、包丁で切れ目を入れたところを割るように皮だけつまむと、プチプチッと切れました。
皮をむいたら冷めてしまう気がして、むくのはやめました。
食べながらむいて食べましょう。食べてください。
「いただきます」
半分むいたのはこぎ母に食べてもらい、さあ、自分も食べる分をむこうとしました。
思ったようにはツルンとむけてくれません。
わさび醤油を用意して、お皿に、あっ。
里芋が割れて大根おろしに見えなくもありません。
皮に実が残ってしまっています。お箸でほじほじ。
取り切れません。結局手でむきむき。
食べる頃には、素手で触れる熱さでした。
里芋の皮をよく洗ったつもりでしたが、手に芋の毛がたくさんつきました。
隣を見ると、ツレもずいぶん皮むきに苦戦している様子。
ようやっとむけたお芋をわさび醤油でいただくと、あらおいしい。
先の細い部分は。
丸っこくて皮がくっついてしまっていたところのお芋は、しゃりしゃり。
あら?
焼きが足りなかったようです。
やってしまいました。
皆さん黙って食べてくれていましたが、ツレが、
「手でむくのは無理だろう。いいよ。包丁でむくから」
と言って皮を包丁でむき始めてくれました。
ツレの様子を見たこぎ母が、「農家のやり方を教えてあげるから。ここをちょこんと切ってやればいいのよ」
と言って立ち上がり、ちょっとした騒ぎになってしまいました。
こぎ母は、里芋の丸い硬い部分を、ざっくり(らっこにはちょこんとには見えませんでした)と切り落とし、皮をむいてくださいました。
裸になった里芋です。
部分的にシャリシャリとした食感が残っていて、山芋を食べているようでした。
今度は焼き時間をもっと長くして、しっかり焼いて、らっこが焼きたてをむいておきます。
そう思った次第です。
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。