らっこ飯

初めてナメタガレイを煮たけど、食べたのは翌日。何故か?|らっこ飯

このページには広告が含まれています。

ナメタガレイの煮つけです。

煮ました。

お魚。

魚は焼くばかりのらっこにとって、初めてのことでした。

ためしてガッテンで紹介された

「落し蓋をして、強火で短時間で仕上げる煮方」

を参考に、おいしいナメタガレイの煮つけができる予定でした。

が、失敗しました。

煮えたと思ったカレイが、まだ煮えていませんでしたとさ。

とほほ。

 

ツレが呆れて煮直してくれましたが、その日は結局、カレイは食べられず、次の日用に仕込んだ鶏むね肉のチャーシューを食べてもらいました。(こちらは好評でした)

 

翌日、ツレが煮直してくれたカレイを温めてみんなで食べたら、おいしかったです。

 

また、「強火で短時間」にチャレンジできたらと思うらっこです。

ナメタガレイの煮つけ

ナメタガレイ 大4切れ(重さは量り忘れました)
玉ねぎ 1個(繊維を切る向きで輪切り)

塩 多めにたっぷり(下処理用)

A 水 300ml
A 酒 100ml
A てんさい糖 大さじ4
A しょう油 大さじ2

ガッテンで紹介されたレシピを倍量にして、自分でわかりやすいように変えました。(ここにも失敗の素があったのか…?)

 

らっこ、ナメタガレイが煮足りなくてがっかり

煮えていなかったナメタガレイです。

下処理

1.よく洗った切り身の両面に、塩を多めにふりかけ、10分置いたらお湯でよく洗い、ぬめりを落とします。

両面に、切れ目を入れましょ。

煮る

1.重ならないサイズの深めの鍋に切り身を並べ、<A>を注ぎ入れたら落し蓋をして、強火で短時間煮ます。

お好みで、玉ねぎの輪切りも一緒に煮ます。

煮えたらお皿によそい、煮汁を煮詰めてあとからかけます。

完成です。

注意:らっこがやらなかったこと(失敗の素)も書いています。

次はこうやるぞ!という思いを込めて……

 

ナメタガレイの煮つけを作っています。

写真は、大鍋に並べたナメタガレイの切り身です。

ここに失敗の素があったろうと思います。

鍋に入れる前に、1度カレイを洗い、(初めて触るカレイのぬめりにビビりました)多めの塩を両面に振りかけ、10分程置いておきます。

10分後、お湯で塩とぬめりを洗い流し、(落としきれているか不安でした)キッチンペーパーで水気を拭きとり、お鍋に並べた状態の写真です。

お湯の温度は、何度くらいがいいんでしょうね?(今聞くんかい)

らっこはぬるいお湯で洗いましたが、意味ないんですかね?

熱湯を回しかけて臭みを取ったりする下処理が一般的だったりしますか?(誰にきいてるの)

 

ええ。

 

いまいち疑問が解消しないままでも、お鍋に並べましたよ。

 

おっきいですよね。

ツレが選んだナメタガレイ。

 

1人1切れですってよ。

なんて贅沢なんでしょう。

大きいのに、らっこ、切り目を入れずに煮たんですね……

切り身に切れ目を入れるんだった、の図です。

「ナ」でも「ニ」でも、切り身が大きく分厚いので、火の通りをよくするために、切り目を入れて煮るのが定石なんでしょうね……

それとも、煮崩れ防止とか、味を染みやすくとか、そういう意味なんでしょうかね(だから誰にきいてるの)

ぬめぬめの魚を洗って、包丁を取り出す気にならなかったのがいけなかったんでしょう……

鍋に並べた状態を見て、

「あ、切り目入れるんだっけかな?

入れようかな?

まあ、いいかな?」

適当なひとり判断をしてしまいました。

ガッテンのレシピを後で読み返したら、しっかりと

前略

カレイなど骨があるものは、より火を通りやすくするため、両面に切れ目を入れる。

出典:ためしてガッテンWebサイト

って書いてありました。(反省)

切り目を入れていたら、ナマで出さずにすんだかもしれません。

 

ま、過ぎた話ですわ。(前向き)

 

 

 

<A>の煮汁をボールに作っておいて、注ぎ入れました。

てんさい糖(砂糖)を大さじ4加えているので、溶け切れないんじゃないかと思ってボールに入れてかき混ぜましたら、やっぱり溶けなかったのですが、これから火にかけるんですものね。

溶けていないままで、鍋に入れました。

わざわざボールに作らなくてもよかったのかな?(疑問ばかりだわ)

ナメタガレイを煮ようとしています。

初めて魚を煮るので、この煮汁が多いのか少ないのかちょうどいいのかわかりません。

想像していた煮魚のイメージにしては、多いような気がします。(想像だけどね)

 

クッキングシートを鍋のサイズに合わせて切り取り、落としブタにして強火にかけます。

鍋に落し蓋をしてナメタガレイを煮ています。

中央の空気穴は、なくてもよかったのかもしれません。

とにかく、強火で煮立たせて、泡で魚を煮るという原理だそうです。

煮汁が沸騰してきたところです。

2分半ほどで、泡が立ってきました。

煮汁が沸騰して泡が立っている様子です。

煮汁が沸騰して、泡が立つ場所と立たない場所がありましたが、あまり気にしませんでした。

空気穴をあけてしまったせいだったのでしょうか。

 

オリジナルのレシピでは、200gの切り身で、沸騰してから3分半煮れば出来上がるということだったので、4分ばかり、ぐつぐつさせてみました。

 

たぶん、よく煮つけを作っていらっしゃる方でしたら、いくら強火で落としブタをしているからと言って、これだけの大きさの切り身を4枚煮ていて4分じゃ足りないよって、わかるんでしょうね~

 

でしょうね~

 

 

しょうね~

 

 

初めてでしたからね……

 

なんて思ったりするらっこです。

 

ですがまあ、こんなにぐつぐつ泡立っているお鍋を見慣れていないらっこには、あまり長いこと火にかけていることの方が、なんだか心配な気分だったのでした。(初心者だねえ)

煮えたと思ったカレイの煮つけです。

火を止めて、落としブタをめくってみると、なんだか煮えていそうな気がしませんか?(え?しないって?)

単純な疑問点として、どうやって煮えたかどうか確かめればいいのかわかりませんでした。

フライ返しで表面を押してみたら、ちょっとやわらかかったです。(それってどうなの)

竹串でさしてみればよかったのでしょうか。

切れ目を入れていたら、表面の身の様子も確認できたでしょうか。

ああもうわからないことだらけだわ。

煮えたと思ったカレイの煮つけです。

お皿に取ると、こんな感じです。

煮えていないのがわかりますか?

 

どうでもいいことなんでしょうけど、初めてにしては、フライ返しを使って身をきれいによそえたなあと思っていたんですけどね。

まったく意味がなくなりましたけど。

1番分厚かった切り身です。どん。

煮えていなかったナメタガレイです。

鍋から取り出す段階で、実のところ、

「これは煮えているのかしら?

もう1度、これだけ火を入れ直そうかしら」

と一瞬思ったものの、落としブタにしたクッキングシートをゴミ箱に捨ててしまっていたので、

「まあ、いいか」

とお皿によそったことは内緒です。

頭のどこかでは、わかっていたのかもしれません。

まだ生だぞって。

お皿によそった、煮えたと思ったカレイの煮つけです。

4人分並べて、さあ、「いただきます」ってツレが食べようとしたところ、

こーぎーの顔です。驚いた表情です。「らっこ!これまだ生だよ!」

ツレが食べようとしてほぐしたカレイは、確かにまだ火が通り切っていないように見えました。

1番身が分厚かった切り身です。

こーぎーの顔です。困惑「何分煮たの?」

ツレにきかれたらっこはとっさに、

らっこの顔です。困惑「5分……」

と小声で言ってしまいました。

実際は、4分程度だったんですけどね……

自分でも短すぎたかと思って、つい、時間を盛って返事してしまいました。

「5分って(苦笑)それじゃあ全然煮えないよ。作り方、俺が教えればよかったね」

 

ツレと同時にお箸をつけていたこぎ母は、

「大丈夫。煮えてるよ?」

と言って食べようとしていましたが、こぎ父が大きな声で、

「食べちゃだめだ!」

と制していました。

 

結局、ツレが全員分のカレイを鍋に戻して玉ねぎを刻み、ふたをして弱火にかけて(落としブタはなし)煮直してくれました。

 

「カレイは今日は食べないで、鶏肉(らっこが仕込んだチャーシュー)を食べよう」

と言うツレにならい、カレイは翌日に持ち越されましたとさ。

 

ちゃんちゃん。

 

 

 

 

結局、ツレが追加で何分煮ていたのかわかりません。

10分か20分でしょうか。

どうだったかなあ。

弱火でコトコト煮ると、おいしくなりきれないよ~みたいなことをテレビで言っていたのにとか思いながら、弱火で煮られている大鍋を眺めていました。

 

らっこはもう、なんだかいろいろがっかり過ぎて、申し訳なくて、煮直す時間がどうでもよくなってしまっていました。(おい)

 

次の日。

こーぎーが煮直してくれたナメタガレイの煮つけです。

やっと写真を撮りました。

ツレが煮直してくれたカレイ。

こんな感じになっておりました。

ツレの話では、こぎ母が作っていた頃は、よく玉ねぎを一緒に煮ていたんだそうです。

煮魚に玉ねぎ、ツレには懐かしい味だったようですが、らっこには新鮮でした。

弱火でじっくり(10分か20分)ゆっくり温め直し、改めてお皿に取り分けました。

しっかりと中まで火が通ったナメタガレイです。

煮えていますね。

 

 

よく煮えたナメタガレイと玉ねぎです。

煮えていますね。(2回目)

玉ねぎも煮えすぎている感じです。

 

 

よく煮えたナメタガレイと玉ねぎです。

煮えていますね。(もういいって)

 

 

よく煮えたナメタガレイと玉ねぎです。

絶対煮えています。(わかってるって。ツレが煮てくれたんだから)

 

 

 

よく煮えたナメタガレイです。

「いただきます」

 

 

 

はい。

 

 

おいしい……

 

 

 

 

 

 

 

うん。

 

おいしかったです。

 

よく煮えていたと思います。

 

 

 

 

 

 

「弱火でじっくりコトコト」で、いいんじゃないの?

 

と思ったものの、「強火で短時間」もやってみたいのであります。

 

ナメタガレイの煮つけの余談

煮魚。

らっこが料理を作るようになってからは初めてなので、丸1年以上振りに食べたことになります。

記憶がぼんやりしていますが、こぎ母に1度は作ってもらった記憶があります。

ぼんやりですけど。

 

皆さん子持ちのカレイがお好きなようで、

「らっこさん、おいしいからこれ食べなさい」

と卵が入った切り身をすすめてもらったのですが、らっこは卵よりも身が食べたい派。

なかなかうまく伝えられずに、

「らっこは魚卵が苦手」

とか、

「らっこは卵(鶏卵を含む)が嫌い」

みたいな誤解をしばらくさせてしまったのが何年前かしら。

まあ、今となってはなんかもう、どっちでもいいような気もします。

 

これからは、作った料理を取り分けるのはらっこでしょうしね。(職権乱用)

 

食べられないわけではないですから。

 

また、今度もツレが気に入るカレイがスーパーにあったら、卵が入った切り身はらっこ以外のどなたかに食べていただきたいと思います。

 

ナメタガレイの煮つけの余談の余談

「たまには煮魚なんかも食べたいよね」

そんな話をツレとしたのが、いつのことだったでしょうか。

いつも行っているスーパーで、なかなか「これ」と思う煮物用の魚がなかったのですが、あったんですね。

ツレのお眼鏡にかなう魚が。

こーぎーの顔です。笑顔「これは絶対おいしいやつだよ」

ツレが嬉しそうに選んでくれたのが、ナメタガレイでした。

机に並べた煮つけを見たこぎ母が、

こぎ母の顔です。笑顔。「あらー美味しそう。ナメタガレイでしょう?」

と嬉しそうに言ってくださったのが印象的でした。

もう、1年以上は食べていなかったはずですが、覚えていたんですね。

 

ナメタガレイ。

 

お好きだったんでしょうね。

 

正直なところ、らっこには「ナメタガレイ」という単語が頭になかったのですが、たぶん、実家で母親が煮てくれたことはあったといます。

食卓に出された魚の名前も知らずに食べていたらっこですよ。

 

そうそう。

このナメタガレイ。

高級魚なんですってね。

 

ツレが選んでくれたパックのお値段を見て、ちょっとおおっと思いましたもの。

こぎ母が食べながら、

こぎ母の顔です。困り(笑)です。「おいしいねえ。

でも、高いでしょう?」

と気にしてくださっていました。

もちろん、

らっこの顔です。どや顔です。「はい。」

って答えましたよ。

 

煮つけを作ってから調べてみたら、「ババガレイ」という言い方もするそうですね。

 

知らずに生きていました。

魚の名前。

らっこの頭では、もう混乱しかしないわ。

 

===

煮汁がたくさん(300mlくらい)残ったので、後日きしめんのお汁にして食べました。

おいしく食べきった感じです。

 

ふう。

 

ごちそうさまでした。

読んでくださり、ありがとうございます。

-らっこ飯,