えのきだけのレシピを探していたら、チーズと一緒に焼いてカリッと仕上げるいかにもおいしそうな「えのきチーズ」を発見。
スライスチーズは買っていないので、ピザ用チーズでやってみましたが、カリッとはならないし時間はかかるしで、どうなのよ?
表30分と裏20分で、50分間焼いていました。
どうなのよ?
チーズの油かえのきの水分か、カリッとなることはなく、しっとりでもちっとしたえのきチーズになりました。
どうなのよ?
おいしいのよ、これが(笑)
えのきチーズ
えのき 1/4株(みじん切り)
ピザ用チーズ フライパンに敷き詰めるくらい
量が少ないので、おかずというより、おつまみ、おやつな気分です。
材料ふたつで簡単に作れそうなのに、時間がかかって楽じゃなかった……
味はそつなくおいしかったので、手慣れるくらい何度も作れば、らくちんレシピにならないかしら。
らっこ、えのきチーズを作る
1.ピザ用チーズをフライパンに敷き詰め、みじん切りにしたえのきをふりかけ、焦がさない程度にカリッとするまで両面焼きます。
2.食べやすい大きさに切り分けます。
出来上がり~
うん。
カリッとはならなかったけどね。
おいしかったけどね。
フライパンに、ピザ用チーズを敷き詰めました。
カリッとパリッと焼き上げるには、量が多かったのでしょうか?
火加減かしら?
ピザ用チーズは、大袋で買って冷凍保存している関係で、この時はまだ凍っています。
えのきを刻みます。
きのこは洗うと風味が落ちるから、洗わずに調理する、なんてよくあちこちで目にする文言ですが、今回はなんででしょう。
おがくずが、根本以外にもあちこちにずいぶんとくっていていたため、洗ってから使いました。
みじん切りにします。
頭の方から細かく切っていけば、勝手にみじん切りになってくれて嬉しい。
加熱するとかさが減ることは分かっていましたが、そんなにきのこが山盛りなくてもいいかな?なんて思って、1/4株程度にしておきました。
フライパンに入れたチーズの上に、バラバラと振りかけます。
ヘラで押さえつけるようにして、平らにならしました。
点火します。
焦がしたくないと思って、弱火にしました。
しばらくすると、チーズが溶けて伸びてきました。
そして、
ここからが長かった(汗)
チーズが沸騰して生地に穴が開いてくると、手前の方がきつね色に焼けてきたように感じます。
そろそろかな?
ヘラで触ると、全然固くなっていません。
フライパンからはがれそうにないので、丸く形を整えるだけ。
もうしばらくすると、いよいよきつね色の面積が増えてきて、焦げる前になんとかひっくり返したい!
ヘラでフライパンからチーズをはがそうとしてみますが、
オーノー!
チーズが破れてしまいました。
イメージしていた、チーズがカリッと焼けてくる状態にちっともならないため、気分が下がる下がる。
真っ黒こげに焦がす前に、ひっくり返すぞ!
えいっ!
もう嫌(涙)
慌てず騒がず。
何事もなかったかのように広げ直して、再びえのき側も焼きます。
点火してから、ここにたどり着くまで30分。
火が弱すぎるのかしら?
チーズの焼き色は、カリッとなってはいませんが、おいしそうなきつね色です。
やっぱりこのまま弱火で焼きます。
えのきが焼けてきたのか、チーズが焼けてきたのか、じゅわ―という音が立つようになりました。
えのきの面も焼き始めて20分。
こんがり焼けたんじゃないでしょうか。
結局、チーズはカリッとは仕上がっていませんが、もう、火を止めて食べましょうや。
まな板の上にとって包丁で切れば早いのでしょうに、チーズの油をまな板の上に置くのが躊躇われ、フライ返しで切り分けました。
4人分。
4等分。
チーズがゆるっとしているからでしょうか。
えのきが入っているからでしょうか。
フライ返しじゃ切り分けにくいわ。(切ったけど)
お皿によそって完成です。
チーズの面を下にしてよそいました。
ご自由に取ってください形式で、1皿に、4切れ全部重ねるこのセンス。
「いただきます」
えのきらしさや、えのきの風味、えのきの食感をよくよく感じられたかというと、正直チーズが勝ってよくわかりませんでした。
とはいえ、チーズもえのきも好きなひとなら、カリッと焼けていなくても、しっとりとしていて、もちッとした食感であっても、おいしくいただけました。
えのきがあまり得意じゃない(はず)のこぎ父も、普通に
「おいしい」と言って、お酒のおつまみに食べてくださっていました。
焼くのに時間がかかったわりには、あっという間に食べてしまったえのきチーズ。
まだまだ、えのきとチーズの組み合わせであれこれ試してみたい気分になりました。
みつけたレシピにあったように、スライスチーズを買ってもらった方がカリッとできるのかもしれませんが、ピザ用チーズでいろいろ試してみたいと思います。
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。