ツレとこぎ母が、庭の草むしりをしてくれました。
草むしりのついでに、庭に生えているセリとみつ葉を摘んでくれました。
セリは、ツレとこぎ母がおひたしにしてくれたのですが、少々かたくてかみ切るのが大変。
歯ごたえはともかく、香りがよくておいしかったです。
みつ葉は、ツレがちぎってボールに入れてくれて、すぐ使えるようにしてくれていたので、お味噌汁にわさっと入れていただきましたが、こちらもちとかため。
セリもみつ葉も、摘むのが遅かったようですね。
残ったみつ葉を刻んでツナと和えました。
みつ葉のツナ和え
みつ葉 あるだけ(ざく切り)
ツナ(缶詰/水煮)1缶(80g入り)
練りわさび 1~2センチ
しょう油 小さじ1くらい
かるく湯がいてツナとわさび醤油で和えただけ。
茹でてもやっぱりかたいみつ葉でしたが、香りは絶品。
いい気分になれるひと品でした。
らっこ、みつ葉のツナ和えを作る
1.さっと茹でたみつ葉に、ツナとしょう油とわさびを加えてよく混ぜます。
器によそって完成です。
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自家製のみつ葉です。
葉っぱがずいぶん成長してしまっていて、少しかたいのです。
ツレが、食べやすい長さにちぎってくれていましたが、もう少し食べやすくしたくて刻みました。
3センチ幅くらい。
葉っぱが5センチ近く育ってしまっているみつ葉です。
正直なところ、もっと細かく刻んだ方が食べやすかったかな?
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らっこは刻んでから茹でましたが、茹でてから刻んだ方が作りやすいと思います。
ホウレン草のおひたしなんかも、茹でてから食べやすい大きさに切りますね。
うん。
今度は茹でてから切ろうっと。
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小鍋にお湯を沸かして、塩(小さじ1くらい。分量外)を加えます。
みつ葉をお湯に入れてさっと茹でます。
みつ葉の香りが立ち上ります。
10秒かぞえたら取り出すつもりで茹でたのに、写真を撮っていたら20秒かかりました。
冷水にとって冷まします。
20秒茹でてもまだかたいみつ葉ですが、香りが飛んでしまう気がして取り出しました。
両手でぎゅぎゅっと水気を絞ります。
ツナと混ぜやすいようにほぐしたら、水気を切ったツナ(1缶)、練りわさび(1~2センチ)、しょう油(小さじ1くらい)を加えて混ぜます。
わさびがムラなく混ざるように、ツナと混ぜてから、みつ葉と混ぜ合わせました。
味加減は、みつ葉の量次第。
しょう油の量で調えたらいいと思います。
器によそって完成です。
「いただきます」
みつ葉のツナ和えの余談
「農家の子だからね」を口癖のように言うこぎ母は、庭での作業が楽しそうです。
植物や土に触れているのが気持ちいいのでしょう。
「庭のことはね、おじいさんに仕込まれてるからね」
と笑顔で言うこぎ母。
何年前に仕込んでもらったんでしょうか。
60年前?70年前?
帽子に長靴、前掛け手袋の庭作業フル装備。
つたい歩きをしていた1年前には、想像もできなかった姿でした。
カラダの回復を、嬉しく思います。
「昨日、一緒に摘んだみつ葉だよ。うちで採れたやつだ」
ツナ和えを食べるこぎ母に、ツレが声をかけました。
ツレに言われても、ご自分でみつ葉を摘んだことは思い出せなかったようです。
「うちで採れるの?らっこさんが採ってくれたの?」
「あ、私は採っていませんよ?」
「お母さんと俺が採ったんだよ。庭に生えているのさ」
「えーー???そうなの?覚えてないなあ……」
カラダがしっかりしてきたからこそ、記憶が続かないことに一番歯がゆさを感じているのは、たぶん、ご本人なのだろうと、想像する今日この頃。
「また生えてくるだろうからさ、今度はもっと、若いうちに摘んで食べよう」
庭のセリもみつ葉も、かたかったですけれど、とにかく香りがよかったです。
「太陽を浴びて育ったのだからね」
こぎ母が、そんなことを言っていました。
今度はやわらかいセリとみつ葉を食べられたらうれしいな……
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。