お菓子 らっこ飯

安心クレープ。もう作らないから「安心」して|らっこ飯

らっこが作った「安心」クレープです。

ここしばらく、どうにもこうにもクレープが食べたい気分になっておりました。

だからと言って、らっこは勇んで原宿のクレープ屋さんや近所(にあるのか?)のクレープ屋さんを目指すわけでもなく、ただ台所で一人黙々とフライパンの前に向かうのでした。

こぎ母はおいしいと言ってくださったので気に入ってもらえたようだったのですが、とくに反応の無かったツレに「クレープはお好きじゃなかったですか?」と尋ねたところ、しばし沈黙の後「好きかどうかって聞かれても……食べないからなあ……」とのこと。

「生地にはピーナツクリームだけ塗って食べるのが一番おいしいんじゃないか?野菜はサラダで別々に食べたかったかな」

と答えてくれました。

ツレさんよ。

どうぞ「安心」してください。

もう、作りませんから……

安心クレープ

小麦粉 1カップ
スキムミルク 大さじ5
てんさい糖 大さじ1
卵 M1個
水 250ml
無縁バター 大さじ2くらい(かなり多いです。大さじ1が正解)

直径24センチのフライパンで9枚焼けました。

 

ツレがその後

「らっこが食べたい物を作ればいいんだよ」

と言ってくれました。

 

らっこ、作ったら人生最後のクレープだった

1.ボールに小麦粉とスキムミルクとてんさい糖を入れて泡だて器でぐるっとかき混ぜ、水と卵を加えてぐるぐるかき混ぜ、溶かしたバターを加えてぐるぐるぐるっとかき混ぜて生地を作ったら、ラップをして冷蔵庫で30分程寝かせます。(ダマがあってもいいそうです)

2.フライパンの底と側面にも薄く油をひき(分量外)、フライパンが温まったらお玉で軽く1杯すくった生地をさっと流し入れ、フライパンを揺らして生地を薄く伸ばして焼いていきます。

火加減は、中火と弱火の中間です。

3.焼けてくると周りがはがれるようになるので、菜箸か何かで周りからはがし、手で生地をつまんで裏返したら、もう焼きあがっているようですが、5~10秒焼いてお皿に取りました。

焼く作業を繰り返します。

完成です。

あとは好きなようにして食べます。

 

トマト、きゅうり、ツナ、ハム、ジャム、ピーナツクリームを用意して食べました。

本当は、チョコとバナナとホイップクリームとアイスで食べたかったらっこです。

===

薄力粉とてんさい糖とスキムミルクがボールに入っています。

小麦粉とてんさい糖とスキムミルクをボールに入れました。

スキムミルクが無い場合は、普通に牛乳で。

というより、こーぎー家で牛乳を買っていないため、スキムミルクで代用してこの後加える水を牛乳にしているつもりなのです。

代用できているのか知りませんけど。

薄力粉とてんさい糖とスキムミルクをボールで混ぜ合わせました。

泡だて器でぐるっとね。

混ぜ合わせた粉類と卵1個です。

卵と水を加えてぐるぐるッと混ぜます。

卵は1個。大きすぎず小さすぎないMサイズ。

水は3回に分けて加えています。

水は3回に分けて加えてみましたが、どうやら1度に全量加えて混ぜてもよさそうです。

水をわざわざ3回に分けて加えなくても、混ぜ合わせた粉の上に水(牛乳)、卵の順に加えて少しずつ溶き合わせていくような?

次はそうしよう(しまった。次はない……)

 

牛乳を使った元々の分量では、牛乳は1カップ強です。

らっこはスキムミルクをたくさん入れているので、水は少し多め(のつもり)の250ml加えました。

クレープの生地を作っています。

シャバシャバとした生地になっています。

卵の黄色みもスキムミルクに負けてどこかに行っているのでしょうか。

よく見るとスキムミルクが溶け切れずにところどころダマになっているようですが、気にしません。

気になる場合は濾すと良いようです。

包丁で切り分けたバターです。

いつか出番があるんじゃないかとこっそり買ってもらっていた無塩バターの出番がついに来ました。

普段は溶けやすいチューブでバターを使っているので、固形のバターは数年振りです。

明治チューブでバター1/3です。

本当は大さじ1分だけ切り分けたつもりだったのですが、出来上がりを食べながらバター感が強いように感じていたところ、この写真を見ているとバターが大さじ2以上入ったんじゃないかと推測します。

バター好きにはいいのかも?

傾けたフライパンでバターを溶かしています。

フライパンを傾けた状態で弱火にかけ、バターを溶かします。

溶かしバターを生地に加えています。

生地に加えてぐるぐるぐる混ぜます。

らっこのメモでは、ボールに濡れ布巾をかけて30分くらい寝かせるのだそうです。

「冷蔵庫で」とは書いていなかったのですが、ラップをかけて冷蔵庫で休ませました。(作ったのは9月の暑い日でしたから)

30分寝かせたクレープの生地です。

30分後、特に見た目の変化は感じませんでした。

メモによると、寝かせることで焼きやすくなってダマも滑らかになるそうなのですが、たぶん溶け残りのダマはスキムミルクで、スキムミルクは入っていない前提なのでこれはしかたがないのかなと。

寝かせずにすぐに焼いても良いそうなのですが、焼くまでに時間を空けることで破れにくくなっているらしいです。

小麦粉のデンプンがどうたらこうたら科学的な仕組みがあるらしいので、好きな方は調べてみてください。

らっこの頭では理解が追い付かないので、つまりは寝かせてもいいし寝かせなくてもいいよっていうことで。

薄く油をひいたフライパンです。

フライパンは、先程溶かしたバターの残り油をキッチンペーパーで薄く延ばすように拭きつつ、さすがに全面拭ききれなかったのでサラダ油を少々加えて底だけじゃなくて全面を拭くように薄く伸ばしました。

フライパンの全面に油を塗ったのは、生地がどこに流れてしまってもくっつかないようにとのおまじないです。

弱火と中火の中間くらいの火力で、フライパンに手をかざした時に熱くなってきているくらいで生地を流し込みます。

クレープを焼いています。

片手にフライパン、片手に生地をすくったお玉を持った状態から、火からフライパンを外した状態で生地を流し入れ、フライパンの底に生地がまるく広がるように回すように揺らして無事に広がったら火にかけ直すようなスタイルで焼いていきました。

文字で説明しようとすると難しいですね。

最初の1枚を焼こうと生地を流し入れた時、子どもの頃に実家で何度か焼いたときの生地のイメージよりも、かなりシャバシャバで粉も卵も少なかったように感じました。

水が多かったとも言う。

生地の周りのうっすーい部分を見ると、水ですよね。(水だけじゃないぞ)

膨らみかけたクレープの生地です。

火にかけてから焼けるのを待っていたら、生地がぷく―と膨らんできました。

おっとっと。

生地が破れてしまうかと心配になり、すこーし火力を落としました。

生地の周りが焼けて固まり、はがれやすそうになってきたように見えたら、フライパンの向こう側の生地を菜箸でちょんちょんとつついて剥がして指先でつまみます。

少し熱いですが、火傷をするほどではないようだぞと自分に言い聞かせ、思い切ってつまんだらさっと手前に返すようにして裏返します。

 裏返したクレープの生地です。

最初の1枚は焼き色が薄かったようです。

目指す焼き色がそれぞれあるのでしょうから、きつね色でも失敗ではないと思うし、焼き色の無いクリーム色でも、きちんと焼けていればそれでいいですよね。

フライパンの向こう側(奥の方)からめくった方が裏返す動作がやりやすいと思っていますが、体の使いかたは人それぞれ。

手前から、右から、左からと、自分にとってひっくり返しやすい向きを見つけられたらいいですね。

らっこは手前からつまんでみようとしてフライパンに手が触れそうになり、慌てて止めて奥からに戻りましたよ。

お皿に取った焼けたクレープです。

裏返した後は、「裏返しました。はい、焼きあがりました」くらいのタイミングで問題なく火は通っているようなのですが、らっこは写真を撮ったりなんなりしていて、結局裏面も5~10秒くらいは焼いていました。

お皿に取ります。

巻いたり包んだりしたときにきれいな焼き色が見えるよう、お皿には焼いた裏面が上にくるようにひろげます。

フライパンはテフロンにお任せすることにして、油はつぎ足すことなく焼きました。

生地にバターがたっぷり入っているのもあってか、がちがちにくっついてしまうようなことはなくすんなり剥がせるように焼けました。

さすがテフロン。

子どもの頃に実家で焼いたのは、鉄のフライパンでした。

毎回油を拭き直して焼いていた記憶が蘇ります。

クレープを焼いています。

黙々とひとり焼いていきます。

クレープの焼き色です。

こんな風な焼き色ができるとなんだかいい気分です。

形がいびつなクレープです。

ボールに残った最後の生地を焼こうとしたところ、こんないびつな形になりました。

一生懸命ボールに残った生地をかき集めて、

形がいびつなクレープです。

穴を埋めるっ。

そうこうしている間に生地は焼けていますよ?

裏返すと、

形がいびつで色よく焼けたクレープです。

きれいなきつね色。

全体的にこのくらい焼いてもよかったかしら?なんて考えたりして。

クレープと野菜です。

クレープの生地を寝かせている間に用意しておいたきゅうり、トマト、ハム、ゆで卵、あんずのジャムにピーナツクリーム。ツナ缶も出しました。

クレープと果物です。

りんごとオレンジとバナナです。

 

さて、どうやって食べましょうか。

「いただきます」

 

 

サラダクレープを作っています。

野菜とハムとツナをのせて、

クレープを包もうとしています。

包もうとして、ただ折っただけ?

サラダを包んだクレープです。

食べるときに気が付く、クレープの巻き方がわからない問題。

どうやって食べたっていいですよねえ。

 

この写真を撮った後、さあ食べようとクレープを持ち上げた途端にトマトがお皿に落下したことは内緒である。

 

もちもちの生地が甘くてサラダとマッチ……しているのかどうか?

 

思っていたよりも、生地そのものが甘くて食べ応えがありました。

お店でプロが焼くような薄い生地ではないからか、厚みのある生地がモチモチ食感で新鮮でした。

サラダクレープです。

サラダ以外にも、

りんごとオレンジのクレープです。

生地を半分にちぎってりんごとオレンジをのせてみたり。

負けていないクレープです。

うん。

巻けない。

ツナたっぷりクレープです。

ツレは、ツナをたっぷりのせて食べてくれていました。

 

こぎ母は

「これがおいしいよ?ほら、早い者勝ちだから」

と何もつけていない生地をおいしそうにむしゃむしゃ食べてくださっていました。

しばらく食べると、残りの生地にはジャムやピーナツクリームを塗って食べてくださっていたようです。

お口に合ってよかったです。

 

ごちそうさまでした。

 

最後のクレープの余談

参考にしたレシピは、らっこが実家にいた頃に図書館で借りて読んだ小林カツ代さんの『何もかもわずわらしいなあと思う日のスープ』(講談社+α文庫)で紹介されていた「納得のクレープ」の作り方です。

らっこのメモが雑だったのかそっくりそのまま写していたのか記憶は曖昧ですが、食べたい作りたいと思ってメモしていたのに、1度も作ったことが無かったという記憶は鮮明です。

それと、らっこが読んだ文庫本は2008年の出版ですが、この本自体『こんなとき、こんな料理、こんなお菓子で』というタイトルで大和書房から刊行された本の文庫化だったようで、最初に世に出たのが1982年だというのがなんだか胸躍ります。

1982年のレシピですって。

たしか、電子レンジとか出てこなかったと思います。(らっこがメモしたレシピには使っていませんでした)

ロマンを感じます。

 

いつか作りたい、食べたいと思って書き写していたレシピを参考にして作ったら、人生最後のクレープになりました。

 

メモのレシピが正しいのかどうかネットで検索したら、分量はメモ通りでしたが 作り方は別の手順で紹介されていました。

きれいな焼き色……

らっことは大違いだなあもう。

このレシピが公式だとするなら、らっこがメモした本で読んだ手順は内緒にした方がいいのかしら。

本も素敵なのでよかったら。

何もかもわずらわしいなあと思う日のスープ (講談社+α文庫)

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小林 カツ代
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何が素敵って、タイトルが素敵よね。

ただ、らっこのメモには肝心の表題になったスープのレシピは書いてありませんでした。

たぶん、らっこには作ってみようとは思えないくらいの手順だったんじゃないかしら……

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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