ナスを丸ごと蒸し焼きにしました。
削り節としょう油をかけて、トロットロのナスをパクリ。
皮からヘタまで全部いただきます。
暑い時期にはこんな風に、丸ごとかじりつくような野菜をおいしく感じます。
丸ごとナス
ナス 8本
水 100ml
昆布 3センチ角
削り節 お好みで
しょう油 お好みで
みりん 小さじ2くらい(あってもなくても)
しょう油 小さじ2くらい(あってもなくても)
一度に食べきれなくても大丈夫。
残ったナスを煮汁に浸して冷蔵庫で一晩。味が染みて冷たくておいしいナスになりました。
らっこ、丸ごとナスを蒸し焼きにする
1.ナスの皮にタテに何本か切れ目を入れ、鍋に水、昆布と一緒に入れてふたをしてやわらかくなるまで蒸し焼きにします。
蒸している途中、みりんとしょう油を加えてみたものの、調味としての意味があったのかは不明。
2.お皿によそったら、削り節をたっぷりかけてしょうゆを垂らして完成です。
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焼いたナスの皮ってかたくなりませんか?
あるいは、やわらかくなるまで焼いているうちに真っ黒こげになるような?
茹でると煮汁が大量に必要なので、少しの水で蒸してやわらかくしたのであります。
ナスを鍋に並べます。
ヘタのかたい部分だけ切り落として、ガクは付きっぱなし。
食べられるので一緒に食べます。
気になる場合は切り落としましょう。
やわらかく煮えると気にならずに食べられます。
食べやすいように、皮には切込みを入れています。
黄色い線のように、タテに5~6本くらいでしょうか。
皮を食べやすく、味が染みやすいようにと、格子状に切込みを入れたことがありましたが、これはいただけません。
いざ食べるときに食べにくいだけで、皮だけちょろりちょろり部分的に四角く剥がれてしまいました。
切り込みはタテでいいと思います。
鍋に水と昆布(ナスの隙間に見える小さな緑)を入れてふたをして火にかけます。
あとはナスがやわらかくなるまで火にかけます。
どのくらいでやわらかくなるのかわからなかったので、中火にかけて沸騰したら弱火で15分位火にかけました。
火を止めた後、冷めるまで放置。
鍋に煮汁は残っているものの、鍋底の一部が焦げ付いていました。
ナスがちょっぴり焦げっぽくなっているかもしれません。
約3時間後、味をつけてみようかと、みりんとしょう油を加えてみたものの、ナスが全然煮汁に浸らないよね?ということで器によそい、味付けはしたようなしていないような……
ナスの黒々としたツヤ感もハリもどこにいったのかというくらい薄くボケた色に仕上がりました。
ナスの調理には、鉄茄子を入れると色がきれいにできるとかできないとか?
イマイチ鉄茄子の意味や効果がわからなかったりするのですが、鉄茄子を入れて茹でてみたことはあります。
ナスも黒いですが、煮汁も真っ黒。
茹で過ぎているせいなのか、色は黒くてもなんだかきれいでもないような?
鉄茄子なしで蒸し焼きにした時のほうが、自然な色に見えます。
蒸し焼きの時にも、鉄茄子入れると色味が違ってくるのでしょうかね?
試してみようか?どうしようか?
切れ目はタテに入れたのに、お箸で横に割いたので見た目が何とも言えませんが、トロットロになっていることは伝わりますでしょうか。
削り節をたっぷりかけて、しょうゆを垂らしました。
「いただきます。」
やわらかくてトロットロのナスは、上品に食べたつもりでも、3口ほどで1本食べきってしまいました。
ヘタの部分も多少のかたさは残っていますが、やわらかい部分と対象に歯ごたえもあって違和感なく丸ごと全部いただけます。
「夏はたくさん作っておいてもいいかもね」
ツレがそんな嬉しいことを言ってくれました。
やわらかくなったナスを見たこぎ母が
「ナスをこんなに!大変だったでしょう」
とねぎらってくださいましたが、ご、ごめんなさい。
切り込みを入れて火にかけただけでした。
鉄茄子を入れて煮汁もたっぷりで茹でた時には、煮汁にだしとみりんとしょう油で味をつけたので、ナスにも味が染みていておいしかったです。
味があるようでなかった蒸し焼きだと、まんまナスの味で食べている気分になれました。
削り節としょう油の味もしっかり味わいました。
丸ごとナス。
一丁上がり。
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。