スーパーで買ってもらった池森そばです。
美味しかったのでご紹介を兼ねて自分への記録です。
スーパーに並んでいたのはこの2種類。写真の右側「越後 のどごしのへぎそば」をご紹介します。
売り文句(?)謳い文句(?)がたくさんあるようで読み応えのあるパッケージ。
DEENの池森秀一さんと新潟の自然芋そばさんとのコラボ商品です。
一緒に買ってもらった「二八の極み」よりも若干お求めやすいお値段で並んでおりました。
金色の帯に書かれた文句がこれ。
布海苔つなぎで最高なのどごし
??なんざんしょ?
何がつなぎで入っているんだ?
しばらくぽかんとしてハッとしました。
……あっ!
これか!ふのり!
漢字で布海苔と書くとは知りませんでした。乾燥しているとこんな感じで(写真を明るくしすぎて色が全然再現できていません。もっと暗くて濃い色ですね)
水で戻すとこんな感じです。
お蕎麦のつなぎに使われていることは知りませんでした。
「へぎそば」というのも聞き覚えはあるような気がするけれどもなんのこと?状態。袋の裏に丁寧に書いてありました。
●へぎそばとは・・・
布海苔をつなぎとして打たれたそば
を「へぎ」という器に盛りつけた
新潟県中越地方のそばです。
らっこ、存じ上げませんでした。(中越の方ごめんなさい。)
へぎもわからなかったのですが、ものすごくざっくりと理解すると「四角い木の器」のようでした。馴染みがないものなのでお蕎麦屋さんに行って食べてみないとあまり実感も湧きそうにありませんが、覚えてはおきたいなと思います。
盛り付け方も特徴があるようでしたが、そこまで再現はできませんので自己流でいただきます。
薬味はワサビではなくカラシを添えるという記事を読みました。お蕎麦をカラシで食べたことがなかったので興味津々ですが、こーぎー家では、お蕎麦にワサビはまったく出番なし。
らっこの実家ではワサビを使っていましたが、こちらではこぎ父が七味(の容器に詰め替えたチリペッパー)を使ったり使わなかったり。
いつかワサビがなかった時にはカラシで食べる選択肢も覚えておきます。
細い麺はこんな感じです。
写真が近寄りすぎて細さが伝わりにくいかもしれませんが、袋の中でそこそこ折れてしまっていたので、麺の繊細さ(?)は分かりました。
らっこは細麺好きなので(太いうどんも好き)嬉しいです。茹で時間も短いのでいいですね。
3分半から4分程度でいいとのこと。
らっこが気に入ったのは
火の強さとお湯の量で
茹で時間が変わります。
の文言です。
そのとおりよね!
めっちゃそう思います!
と、ここ2年から3年、お蕎麦(に限らず麺類)を高い頻度でゆでるようになってからよりそんな風に思うようになりました。だからこそ時間で味見をすることが大切なのでしょうけれど、最近味見をさぼり気味なので毎度違った味を楽しんでおりますよ。(開き直りか)
お湯の量はたっぷりと。さあ、茹でますよ。
写真を撮っている場合ではありません。
ざるそばで食べたいので4分茹でてもいいのですが、こーぎー家の皆さんはらっこの好みよりも茹ですぎに敏感なご様子。3分半でざるにあげます。
手早く流水でもみあらいしたいので、写真を撮っている場合ではありません。
ざるにあげて水けをきります。
きれいな細麺~。いい感じ(だと自分で思う)
こーぎー家では4人で3人前の300gを茹でました。(普段は80gの3人前を4人で食べ切ります。普段よりは多めですが完食します)
1枚のざるに4人分をらっこ流の盛り付け方で。
本場の盛り付け方(手びれ?手繰り?)にもいつかはならってやってみたいです。(四角い器がないので何とも……)
用意した薬味はネギと針生姜。
そばつゆはこちらもスパーで池森そばと一緒に買ってもらった池森そばつゆです。
甘口と辛口のストレートつゆ。
鹿児島のキンコー醬油さんというところで作っているそうです。ストレートのおつゆですがらっこは1対1で水で薄めてちょうどいいくらいの濃さです。きりっとした辛口がらっこは好きです。
燻(いぶし)あご節「黒あご」なんて言われてもらっこはさっぱりですが、美味しいのでOK。冷蔵庫に入っていた麺つゆの味が悩ましく感じられてしまうくらいでしたが、だいぶ贅沢なおつゆです……
おつゆがもったいないので一人分大さじ1プラス水が同量。
麺つゆが足りなくなったらご自分でお足し下さいスタイル。
いただきます!
らっこには「のどごし」という概念がよくわからないので最高なのかどうなのかはよくわかりませんが、細麺の口当たりがよくて麺つゆが美味しくておいしゅうございました。
一緒に買ってもらった「二八の極み」と比較してしまったのですが、らっこは新そば(二八の極み)をよりおいしく感じました。
値段につられただけかもわかりませんが、「そばの味」という点で新そばが高いだけのことはあったかなと。
第一印象はそうでしたが、食べているうちに慣れてくるのか、パッケージに書いてあった「緑色」とまでは思いませんでしたが、爽やかな薄色で細麺がちゅるちゅる食べられる、美味しいお蕎麦でした。
食べなれたお蕎麦よりも気合を入れて茹でているせいか、どうしてもおいしく感じてしまうのです。(これはこれ。あれはあれ)
こーぎー家では食べ慣れないへぎそばでしたが、ツレもこぎ父もこぎ母も、「これはおいしい」と喜んでくださいました。
買ってもらってよかったと思えました。
細麺好きのらっこなので、食べなれてしまったら短い茹で時間や口当たりの良さにどんどん惹かれてしまいそうです。
お蕎麦の効果かそばつゆの効果かその両方か、こーぎー家ではシメに蕎麦湯を飲むのですが、これが美味しい!
器に残ったそばつゆの量と蕎麦湯の割合の塩梅なのか、諸々の相性なのか、食後にごくりと飲んでとてもいい気分でシメられる印象です。
これもまたらっこだけの感想ではなくて、皆さん「蕎麦湯が美味しいね」と言っていただいていました。
蕎麦湯を飲む習慣がない方も是非、食後に1杯騙されたと思っても飲んでみてはいかがでしょうかと、おすすめしたい気分です。
池森さん、自然芋そばさん、美味しいお蕎麦をありがとうございました。
ごちそうさまでした。
一緒に買ってもらった二八の極みのご紹介はこちら。
近所のスーパーでは常時入荷はない様子。また入荷しないかなぁ。(あまり期待はできそうにない)
読んでくださりありがとうございます。