こぎ叔父さん(ツレ・こーぎーの叔父さん)から頂いた立派なナスを焼いて、かつお節とポン酢でいただきました。
焼きナスっていうんですよね。
あのですね、そのですね、焼き加減がですね、わからないんですけど。
焼きナス(4人分)
ナス 大4本
かつお節 お好みで
ポン酢 お好みで
おろし生姜 お好みで
いただいたナスの大きさをお伝えしたいのですが、
まな板の上でこんなに大きいよって、わかりにくいですね。残念。
ヘタの周りに1周と、皮に十字に切込みを入れました。
わかりにくいですね。
白線をひいてみましたが、余計わかりずらいでしょうか。
水を入れた魚焼きグリルにナスをセットします。
予熱は忘れていました。焼けると思います。
焼けると思ったのですが、片面焼きグリルなので、様子を見ながらときどき転がします。
焼けたかな。
まだまだかな。
焼けたかな。
こっちも返してまだまだかな。
焼けたかな。
網目の後がついて部分的に柔らかくなってきたっぽいけど、まだまだかな。
並び方変えてみよう。
焼けたかな。
皮がシワシワになってきたけど、まだかたい所もあるみたい。
焼けたかな。
![焼き途中のナスです。](https://raccorgi.work/wp-content/uploads/2019/08/yakinasu9.jpg)
だいぶ軟らかくなったみたいだけど、皮が黒くないな。
焦がしたほうがいいのかな。
焼けて茶色くなってるみたいだけど。
もうちょっと焼こうか。
え?んんん?
もういいの?もうちょっと?
焼いとく?
もういい加減いいんじゃないでしょうか。
ナスをトングで挟むと、軟らかくなっていますもの。
お皿に取ります。
焼く前よりも、ずい分しぼみました。
ナス汁が皮の切れ目から溢れてしまっています。
ナスの皮をむきました。
下のふくらみのほうは、皮に実がくっついて剥がれました。
ええっと、焼きすぎたのでしょうか。
ナスはとってもやわらかくなっています。
食べやすいように、ナスにタテ十字に切込みを入れました。
ん?わかりにくいですね。
ヘタを残して縦長に切ったのです。
横に切ると、取り分けるときにナスがバラバラになりそうだったので、タテに切ってみました。
かつお節をたっぷりかけました。
小皿に取り分けたら、ポン酢もたっぷり振りかけて、「いただきなす」
あ、間違えました。
「いただきます」
ナスの実がとろっとろでおいしい~。
大きなナスだったのに、1本ぺろりと食べられました。
元々早食いのツレは、食べ終わるの早かった……
よく焼いたからやわらかくなるのでしょうか。
ヘタの部分も、実ほどはやわらかくなっていませんが、ほとんど違和感なくそのまま食べられます。
焼いただけのナスですが、こんなにおいしいかと自分で意外に思うくらいです。
何が意外って、昔は焼きナス、苦手だったような気がしているからです。
実家でも、母親がよく焼いてくれていたような気がするのですが、お浸しみたいに食べやすい大きさに切ってあって、なんででしょうか、記憶の中では、あまり好んで食べていませんでした。
食べられなくはないんだけど、食事に出されてうれしい食べ物ではありませんでした。
ナスに対する苦手意識はありませんでしたが、とろとろのナスを口にすると、なんとも言えない気持ち悪さがあったんです。
おぇってなる寸前のような。
そんな自分がなぜ。
自分で作ると、食べきらなくちゃという義務感がわくのでしょうか。
義務感だけかしら?
だってだって、とろとろのおナス、ほんとにおいしいですもの。
いつからこんな焼きナス好きになったのかわかりませんが、焼き加減がよくわからないのと、皮をむくのがすこーーし手間で、あまり頻繁に作りません。
今年の夏は、今回焼いたのが初めてでした。
油も使わないので、らっこの胃にはとても優しいこともお気に入りの理由のひとつです。
むいて残った皮も、ポン酢をかけていただきました。
焦げたところは苦かったですが、皮は皮でナスらしいおいしさでした。
皮の部分はらっこが処理しようとよけておいたのですが、ツレが食べてくれて、ツレがこぎ母とこぎ父にもすすめてくれて、「少しかたいけど、皮は皮でいいね」と言ってお二人も食べてくださいました。
ナスを食べ終わってから、テーブルに出していたチューブの生姜にツレが気付き、
「あ、生姜つけるの忘れた。生姜もおいしかったよね」
と言うのを聞いて、自分で出しておきながら、自分も生姜をつけるのを忘れていたことに気がつきました。
惜しいことしましたわ。
絶対合いますよね。
ナスと生姜。
結局、いつも火加減と焼き加減はよくわからないままですが、今回は魚焼きグリルで45分ほど焼いていました。
中火でときどき転がしたりしながらです。
もう少しだけ、ささッと食べられる焼きナスになりませんかね……
時間をかけて焼いたから、おいしいのかしら。
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。