買い置きの乾燥ひじきと、買ったことを忘れかけていた白滝(お徳用)、珍しく買ってもらったレンコンで、ひじきの煮物を作りました。
焦げ付きにくい加工のフライパンで炒めるように煮込みます。
熱の伝わり具合とか、お鍋の方が美味しくできたりするんでしょうか?
使いやすいフライパンに、頼りっきりならっこです。
ひじきとしらたきの煮物
ひじき(乾燥)40g(水で戻して刻む)
白滝 400g(洗って食べやすい大きさに切る)
レンコン 3cmくらい(薄切りで8つ切り)
砂糖 大さじ3 1/2
しょう油 大さじ3
みりん 小さじ2
調味料は、乾燥ひじきに付属の食べ方レシピの分量です。
ひじきとしらたきの煮物
1.ひじきと白滝をフライパンで炒め、レンコンを加えます。
2.弱火にして、砂糖、しょう油、みりんの順に加えて10分程煮含めます。
完成です。
ひじきは、商品の表記通り、10倍くらいの水に20~30分浸して戻し、よく洗って水気をきったら、1cmほどの幅で刻みます。
初めてひじきを使った時は、何度説明書きを読み直したかわかりません。
人間慣れると、扱い方もわかるようになるものですね。
学校の給食や自宅でも食べ慣れていたひじきでしたが、自分でまな板の上でひじきを刻んで作るなんて、いまだに不思議な感じです。
ひじきの用意ができて、今度は白滝です。
むむむ。
ひじき同様食べ慣れた食材なのですが、いかんせん、扱った回数がごにょゴニョごにょ。
どうやって料理に使ったらいいのか、パッケージには何も書いてありませんでした。
むむむ。
下処理で茹でたり塩もみしたり?
ネットで調べると食感がよくなって味が染みやすくなるのだとか?
むむむ。
白滝含め、こんにゃく全般、食べているときに特段臭みが気になるようなことはなかったのですが、それは今まで作っていくれた人が下処理をしてくれていたからでしょうか?
情報がありすぎるのは、ほんと、初心者には困りものです。
パッケージに書いてあれば、その通りに何かしようと思うらっこですが、迷うだけなので、とりあえず水で洗って3~4cm幅に切るだけ。
うん。
これでいいでしょう。
それほど昔でもない、すこーし昔。
ツレと二人でお鍋をした時に、らっこが切らずにお鍋に入れた白滝を、ツレがキッチンバサミで切ってくれたことがあったような無かったような……
長いんですねえ。切る前の白滝って。(知らんかった)
昔の思い出は置いておいて、
フライパンにまとめて入れます。
中火にかけて水分を飛ばします。
オリジナルのレシピは、油を熱してひじきを炒めていますが、こびりつきにくいフライパンなので、油は使わずに作ります。
焦がさないように混ぜながら。
ひじきで白滝が色づいていきます。
レンコンを加えて混ぜ合わせます。
ひじきも白滝もレンコンも、生でも食べられますか?
レンコンが煮えたほうがおいしいでしょうか。
そのうち火が通るかしらん?
レンコンも中火で炒めていたら、そろそろ水分は飛んだようです。
弱火にして、砂糖を加えて混ぜます。大さじ3と1/2です。
レシピの分量で作ると、お砂糖、かなりたっぷりです。
らっこにしては珍しく、ひじきの煮物、計量スプーンで計って作りました。
できあがりは、甘いです。
ただ、白滝の量もたくさんあったからか、甘くてしょっぱくていいお味でした。
下手に調味料の分量を減らさなくて正解。
ひじき40gと白滝たっぷり。この分量でしたら、甘すぎることはありません。
あくまでも、らっこの味覚で、ではありますけれどね。
砂糖を加えて混ぜたらしょうゆを加えます。
大さじ3。結構多い気がしますけど、この量入れて大丈夫です。
みりんも加えて混ぜます。小さじ2です。
調味料の水分なのか、ひじきとしらたきの水分なのか、ずいぶんフライパンの底には水が溜まってしゃばしゃばしています。
よく混ぜて、弱火で10分。煮含めます。
5分過ぎたくらいで、調味料がぐつぐつと沸騰してきました。
火をさらに弱めて、かるく混ぜながら、このフライパンなら急に焦げ付くこともないだろうと思い、そのままぐつぐつ、10分煮ました。
水分がフライパンに残っていましたが、あえてこれ以上煮立たせることもないと思いました。
熱々を味見。
うん。
おいしい。(やったあ)
甘さもしょっぱさもちょうど良いです。
ほかのごはんの支度が出来るまで、ふたをして冷ましました。
冷めたところで再び試食。
うん。
冷めてもおいしい。
器によそって、「いただきます」
ひじきとしらたきの煮物の余談
冷蔵庫に野菜があまり残っていないので、何でおかずを作ろうか迷いました。
買い置きしてある乾燥ひじきの出番かと思ったものの、にんじんも油あげも、思いつく煮物に入れたらおいしくできそうな材料がない……
ひじきは、サラダにしてドレッシングで食べるより、煮物で食べたいらっこです。
買ってあることを忘れていた、お徳用のしらたきがありました。
お?
普段めったに買わないけれど、珍しく買ってもらったものの、何して食べようか迷っていたレンコンは残っている。
これでひと品できそうだ、というわけで、ひじきとしらたきの煮物になりました。
ときどき作るひじきの煮物は、同じ量・ひじき40gでにんじんや油あげを加え、2~3日楽しめる量が作れるのですが、今回の煮物は1日でほぼ完食、残ったのはほんの少しでした。
おいしくできたと思うべきなのか、ほかのおかずが足りなかったからなのか、いち度にたくさん食べていただけました。
らっこの実家では、よく母親がレンコンを煮たり焼いたりサラダにしたりしてくれて食べていましたが、こーぎー家では、それほど出番がない食材です。
「お?ひじきに珍しいのが入っているね?よくあったね?」
こぎ父もこぎ母も、久しぶりに食べるレンコンを気に入ってくださっていました。
らっこには「蓮根」という言い方の方が馴染みがあるのですが、スーパーでは「ハス」と書いて売ってあります。
1本物で棚に並んでいるのは見たことがなくて、いつも10cm程度に切り分けられています。
ハスと蓮根、同じものですよね?
植物としての言い方は蓮(ハス)、食べているのは蓮の地下茎で蓮根(レンコン)という
と思っていたので、スーパーで「ハス」と売っていたのには、小さく驚きました。
食べる場合でも「ハス」という言い方をするんですね。
学びました。
レンコン、そのうちたっぷり食べたいな。
特売にならないかしら……
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。