無性にきゅうりの漬物のキューちゃんが食べたくなりました。
塩だけで漬ける漬け方を、料理を教えているお坊さんのブログで何年か前に読んだ記憶がありましたが、記憶と検索が下手で作り方にたどり着けず。
普通にレシピを探すとたくさん出ました。
お鍋で煮るの?自分でも作れそう?
大きなお鍋で煮ながら作っている動画を音声なしで見たところ、これならできるかも?と思い切ってきゅうりを6本、キュウちゃん漬けに挑戦です。
きゅうりのキュウちゃん
きゅうり 6本(板ずりして1cm幅の小口切り)
生姜 適量(薄切り)
だし昆布 適量(細切り)
しょう油 ドボドボ
てんさい糖 ばさばさ
鷹の爪 1本(種を取って小口切り)
分量が適当ですみません。
らっこ、きゅうりのキュウちゃんを作る
お気に入りのテフロンフライパンに、刻んだキュウリを入れ、生姜と、だし昆布(いただいた北海道の昆布)をはさみで細く刻みながら入れます。
昆布は5cm×2cm分くらい刻んだでしょうか。
生姜は、3cm片くらい?けっこうたくさん刻んで入れました。
しょう油をドバドバと入れて、てんさい糖もばさばさ振りかけて、火を点けます。
らっこ、弱気で弱火です。
きゅうりから水分が出るであろうことを見越して、しょう油はフライパンの底に軽くたまるくらい。
てんさい糖は、スプーンで3杯か4杯くらい入れました。
混ぜても写真だとしょう油が見えないくらいしか入れていませんね。
買ってきた白菜の漬物に入っていた鷹の爪を、せっかくなので拝借してみました。
鷹の爪1本。種は取り除いて小口切りです。
これは入れて大成功。
少し遅れて後からくる唐辛子の辛さは、キュウちゃんをおいしくしてくれていたと思います。
ときどきかき混ぜながら様子を見て、煮すぎるとなんでもおいしくないような気がしていたので、きゅうりから出た水分で、きゅうりがひたひた位になったころあいで、火を止めました。
あれ?
きゅうりの生っぽさがそのままで、色も普通に普通のきゅうり。
とりあえず、ほかのごはんの支度が出来るまでフライパンに放置。
支度が整い、フライパンも冷めてきたところで、できたかな?
器にどでんと盛りました。
写真でわかるように、漬かり具合がムラムラで、ぬるくて何とも微妙な出来上がり。
あれれ?
食べたかったイメージとだいぶ違う。
あれれ?
でもまあ一応、「いただきます」
らっこ、キュウちゃん漬けの失敗に反省
「ぬるくて微妙なきゅうりで、すみません」
皆さんにはそう言って出したところ、おいしいよ?いいんじゃない?とツレとこぎ父は言ってくださいましたが、たくさん作ったのに食べきれず。
そりゃそうだ。
たくさん食べたかったのと、ちょうどきゅうりをたくさん買ってもらったばかりだったので、たくさん作ってしまっていたのです。
初めてでいきなり作ったのに、作りすぎてしまったと後悔。
せっかくのきゅうりを台無しにしてしまったので、初めて作る時は少しずつ作らないといけないものだなと反省しました。
キュウちゃんはキュウちゃんだった
容器も汁もそのままで、冷蔵庫にしまって翌日。
お昼にこぎ父が、
「そうそう、らっこさん。
昨日のきゅうりの残り、今朝ね、塩梅よくってお母さんと二人でいただいちゃいましたので。お伝えしておきますね」
ご丁寧に報告してくださいました。
あら?
昨夜微妙だったきゅうりが朝になって、わざわざ報告してもらえるくらい食べたということかしら?
容器はそのまま冷蔵庫に入っていたので、全部食べ切ったわけではなかったようです。
夜、容器を開けるとなるほど。
結構量が減っていました。
写真を撮るのを忘れたのですが、キューちゃんっぽくなってきていた、と言いましょうか。
全体的にきゅうりにしわが寄って、ムラなく渋い茶色に染まっていました。
ツレと食べてみて
「昨日よりおいしくなってるね」
「はい。よく浸かってますね」
お箸がすすみました。
こぎ父とこぎ母が、朝にパクパク食べたというのもなんだか納得。
味が染みてきておいしくなっていました。
さらに次の日、残っていた最後のキュウちゃんの写真がこれです。
前の晩に残っていた漬け汁はよけて、きゅうりだけで容器を変えていました。
漬かり具合を見て思ったわけです。
ああそうか。
つまりは漬け時間が足りていなかったのかと。
お鍋で煮てすぐ食べられるんじゃなくて、一晩か二晩、漬けてから食べれば最初からおいしかったんだなあと。
漬かり切る前に食べていたことに気がつきました。
きゅうりのキュウちゃんは、ちゃんとというかある程度というか、できあがっていたのでした。
らっこ、再び調子に乗る
たぶん、作り方を参考にした動画を音声なしで見たいたからこういうことになったのだろうと思います。
反省。
まあ、いいんですけど。
思い切ってたくさん作ってしまっていたため、たくさん残り、2~3日食べられたから気がつけたことでした。
適当分量の調味料でも、二日目か三日目に食べた分では、味の加減も濃すぎず薄すぎず、いやんおいしい。
食感もポリポリカリカリと十分楽しめるキュウちゃんになってくれていたので、ビギナーズラックだったのでしょうか。
ツレに、
「たまには、いつも買っているのとは違うお漬物も買ってみますか?」
聞いてみたんですよね。
すると返事は、
「買わなくていいよ。こういうの作ってくれればいいからさ」
と、らっこ製のキュウちゃんを指さして言うのです。
懲りずにまた作ってみようと、機会をうかがっています。
調子に乗っています。
次は
「キチント自家製きゅうりのキュウちゃん」に挑戦します。
ひと晩以上は、漬け置きします。
分量はまた、目分量かな。(調子に乗ってる)
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。