仙台麩を使って、煮物を作りました。
食べきれなかった残りは、あんかけにしてみました。
初めて使った仙台麩だったので、感想をドキドキしながら待ってみたんですが、皆さん無言で食べ終えてくれました。
本当はもっと美味しい材料のはず。
作るのも食べるのも面白いと感じられない日。
生きていればそんな日もあります。
らっこ、仙台麩(油麩)の煮物を作る
仙台麩(油麩)の煮物
仙台麩 40g
玉ねぎ 1個(串切り)
なす 3本(ざく切り)
もやし 1袋
長ねぎ 白いところ1/2本分(斜め切り)
出汁用昆布 適量
だしの素 適量
しょう油・みりん 同量程度
宮城県出身のこぎ母がどのくらいの頻度で仙台麩(油麩)を食べていたのかわかりませんが、らっこは買ったことがなかったので、スーパーで探してみました。
あったあった。
乾物のコーナーにありました。1種類だけ。
カット済みのタイプでした。
らっこは、実家では母親が「仙台の親戚から教えてもらったんだけどね、油麩って言うんだって。おいしいよ」と言って時々使ってくれていました。
油麩を。
はてな?
仙台麩と油麩、違うものかしら?と思ったら、同じだと思ってよさそうです。言い方の違い?。
実家では「油麩」と言っていましたが、買ってきたのが「仙台麩」でしたので、「仙台麩」と書きます。
お鍋に、玉ねぎ、ナスと、賞味期限日のもやしを入れて水を張ります。
水の量?
もやしが半分漬かるくらいでしょうか?
仙台麩を何個くらい入れようかしらと思って袋の裏を見たら、煮物で食べるときは、どうやら
20分程度水に浸し、水気を切っておく
らしいことが判明。
今から20分浸水?
1袋40g全部、浸水せずに入れました。
後から、そうだ、だし用に!と思って昆布を加えて火にかけます。
さすがにこの水量では仙台麩が煮えない気がして、カップ1程お水追加。
沸騰したら、みりんとしょうゆを加えて仙台麩の上にも汁を回しかけておきます。
ふたをして、弱火にしたらしばらく煮ます。
20分くらいたちました。
ナスもまあまあ煮えてきたようなので、ひとまずスープを味見。
え?
なにこれ?
旨味の「う」の字も感じられない。
昆布のだしがとれていないような気配です。
普段は顆粒のだしの素を使用していますが、せっかくだから今日は昆布だけで化学調味料なし~なんて考えていたのですが、旨味が無ければおいしく食べられません。
粉末タイプのだしの素を加えてみました。
味見です。
あ、少しは、落ち着いた。
粉末だし、すごいな。
最後に、野菜室に微妙に残っていたねぎを刻んで入れます。
器によそって、だし用に入れた昆布もそのまま「いただきます。」
あら?昆布がまだ固かったです。
十分に煮えていなかったようです。残念。
むむむ。
煮物にもやしはあんまり合わない?
クタクタに煮えてやわらかくなったもやしは、好きな方ですが、煮物?
何か間違えたような気配です。
ナスも仙台麩も、味は沁みているけどむむむ。
むむむ。
ごちそうさまでした。
らっこ、仙台麩(油麩)のあんかけを作る
仙台麩(油麩)のあんかけ
仙台麩の煮物の残り
めんつゆ 適量
水溶き片栗粉 大さじ2くらい
溶き卵 2個分
仙台麩の煮物が残ったので、次の日、あんかけにしてご飯にかけていただきました。
あんかけ丼です。
とろみをつけて、卵を溶いて、熱々にしてご飯にのせるだけ。
無言で食べました。
冷凍ご飯を解凍しておきます。
チー―ン。
片栗粉を倍量の水で溶いておきます。
煮物の残りに麺つゆを適量加え、味を調えます。
温めたら、いったん火を止め。水溶き片栗粉を加えてよく混ぜ、再び火を点けてかき混ぜます。
らっこにしては珍しく、イメージした感じのとろみがつきました。
やったあ。
卵を溶いて、とろみがついた煮物の残りに加えます。
イメージに近いとろみに反して、卵のイメージはだいぶ違いました。
ふわふわでとろとろした卵ができあがる気がしていましたが、卵の量が全然足りないのでしょうか。
なんかイメージと違う、としか言いようがありませんが、卵に大体火が通ったら火を止めて、ごはんにかけます。
解凍した冷凍ご飯です。
一度、しゃもじでほぐしてからのほうがおいしそうですね。
今までこのまま食べていました。
今度からはほぐそう。
あんが残らないよう、ごはんにたっぷりかけます。
ごはんもあんも熱々です。
湯気がもわもわ。
即席の海藻スープと一緒に「いただきます」
そして、無言。
あ。
ごはんが少し多かったようです。
あと、ふた口が食べられません。
あんだけ全部食べてしまったし……
ツレが?「多かった?」といって、全部食べてくれました。
すみません。
ありがとうございます。
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。