りんごをりんごジュースでコトコト煮ました。
砂糖なしの果糖の甘さだけのコンポートです。
慌てて作ったため、次回の参考になるような記憶がないことが残念。
食べてくれた方々が、若干意外そうに「おいしい!」と言ってくださっていたので、たぶん、おいしくできました。
おいしいりんごで作ったからかな?
【無加糖】リンゴのコンポート
りんご 好きなくらい(今回は5個使用。芯を取って皮をむき、8つ切り)
りんごジュース(できればストレート)適量(100~200mlくらい)
無カトー(加糖)なのに、カトー(果糖)で美味しい。
しかも材料ふたつってすごくない??
らっこ、りんごジュースでリンゴを甘く煮る
1.りんごをよく洗い、芯を取ったら皮をむいて8つ切りにします。
2.用意したりんごの量に見合ったお鍋にりんごを並べ、りんごジュースを底に1cmくらい貯まるように注ぎます。
3.蓋をして中火にかけ、りんごジュースが沸いたら火をごく弱火にして、やわらかくなるまで煮ます。
お鍋のままゆっくり冷まして、お好きなタイミングでいただきましょう。
温かくてもおいしいですし、冷蔵庫で冷やしても当然おいしく、ぺろぺろいただけます。
===
今回は、りんごを5個使って作りました。
7人で2回食べて、4人でもしばらく楽しめるくらい、と思って5個です。
こちらのりんごは、こぎ父の御友人が贈ってくださった長野のりんご。
こぎ父によると、ふじだそうです。
そのままでも勿論おいしいりんごなのですが、食べるたんびにこぎ母に、
「早く食べた方がいいよ。悪くなっちゃうよ。もうボケ始めてるよ」
と言われるので、煮ることにしました。
芯を取って皮をむいて、こーぎー家の大鍋に並べていきます。
5個のリンゴの皮をむくのは、地味に時間もかかりますなあ。
テレビで見た、りんごの皮のむき方で印象的なのは、お菓子を作っている方が、小さなナイフで頭とお尻をざっくり切り落とし、ざっくりざっくり超速で皮をむき、芯の周りもざっくり切り落としてしまう様子です。
はい。
もったいなくて、そんな風に切れません。
5個分のりんごの皮。
図書館で借りて読んだ赤毛のアンの巻末の写真に、当時のお家の中の様子が写されていて、暖炉の前のテーブルに、りんごの皮むき器が備え付いていたように覚えています。(曖昧)
家具かよっ、て思ったような。
1度にむくのが1個ならそんな風に思いませんが、5個むくなら、アンの写真の皮むき器があったらいいなと思いました。
思うのはタダよね。
大きいお鍋を選んで正解でした。
お家で作る量にしては、ちょっとワクワクするボリュームです。
ここに、おいしいりんごジュースを注ぎます。
頂き物です。
ストレートで濁っていなくて、甘くておいしいので、砂糖の代わりと、焦げ付き防止で入れました。
ラベルが濡れてインクが滲んでしまっていますが、秋田県鹿角市の、さとう果樹園のりんごジュースです。
足りないかな…?と思ってもう1本開けました。
頂いた最後の1本……
ほとんどというか全く見えませんが、お鍋の底に1cmくらい注ぎました。
100mlか200mlも注いでいないと思いますが、だいたいで。(らっこ菓子)
ふたをして、最初は中火、りんごジュースが沸いたら火を弱めて、弱火でコトコト煮ようと思って、あっ。
せっかくなので、りんごの皮も入れて煮ることに。
りんごの表面にかぶせて、内ブタみたいな気分です。
ふたをしてもう一度。
火をつけてから40分くらいで、甘いにおいが漂ってきたので、ふたを開けて様子を見ます。
思っていたほど、煮えていませんでした。
もっと透明になるくらいやわらかく煮たかったので、やわらかくなりかけのりんごをずらしながら、できるだけ汁に浸かるよう、平らに並べ直して再びふたをします。
お鍋は、加えたジュース以上のりんご汁でなみなみとしており、焦げずに煮れている様子です。
そして、結局このあと、何分くらいで火を止めたのか、すみません、覚えておりません。
覚えていませんが、火を止めて、そのまましばらく(まったく時間の記憶がありません)、お鍋のままでじっくり冷ましていました。
この日、こぎ弟さん一家が来てくださることになっていたので、デザート用にと思って作ったのですが、作り始める時間が遅かった……
色々準備が追い付かず、ツレにやってもらいながら慌てていたので、時間がわかりません。
ですがまあ、デザートを食べる頃には粗熱も取れて、ほんのり温かいりんごを食べてもらえました。
「いただきます」
「あ、あったかい」
意外そうに、ツレの姪っ子さんに言われましたが、悪くない(自分で言う)温かさでした。
姪っ子さんも、あったかいのが悪い感じではなく、意外だっただけな風で、食べたら美味しいと言ってくれたので、たぶん、彼女の言葉は嘘じゃないです。
よく煮えすぎて、とってもやわらかくなっています。
取り分けるのが難しかったですが、噛まなくても舌で押しつぶせるくらいにやわらかく煮えた甘いりんご。
悪くないです。
おいしかったです。
皮は別皿に取り分けて、チマチマつまんで食べました。
残りはタッパーに入れました。
お鍋に入った写真はりんごが白っぽく見えますが(何故に?)、タッパーに入ったこちらのあめ色の方が、実際の色に近いです。
冷蔵庫で冷やして、冷たくなったりんごもおいしい。
砂糖を加えていないので、罪悪感なく食べられるのがうれしくて、作った本人が一番食べてしまっているかもしれません。
「砂糖は入れていないんですよ?」
と言うと、皆さん意外そうに驚かれるくらい、しっかり甘くていい感じ。
盛りつけることを考えたら、やわらかく煮すぎですが、まあ、ご愛嬌で。
おいしくできたのは、おいしいりんごとおいしいりんごジュースのおかげです。
ありがとうございます。(どちらも頂き物)
酔っ払ったこぎ父は、「こんなりんごがお店で出てきたらもう、大変だね」(褒めてくださっている)
ツレも、「おいしくできたね」と言ってくれました。
うんうん。
おいしくできました。
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。